カンボジアのゴミの山(ステミンチャイの写真) | ホーチミン市(旧サイゴン)在住・証券アナリストのタイ株、ベトナム株、日本株ブログ

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ホーチミン市(旧サイゴン)在住の証券アナリスト・竹内浩一が、ベトナムを中心に世界の金融市場を見渡すブログです。

 ベトナム戦争とそれに続く戦争や内戦は、現在のインドシナ半島の経済格差を生み出しました。米国と同盟関係にあるタイはインドシナ半島で最も豊かな国へ。そして戦争の最前線となったベトナム、カンボジア、ラオスでは「貧困」が続いています(注、ベトナムは旧ソ連型の官僚主義体制ゆえに経済発展は遅々としていました)。

 それぞれの国はそれぞれの道を辿っています。ベトナムは旧ソ連型の官僚主義の一方で、カンボジアは弱肉強食の「ジャングル」とも言える自由主義国へと変貌しました。

 カンボジアのゴミの山(「ステミンチャイ」)で働いている方々の写真を掲載します。(テレビでしか見たことはありませんが)フィリピン(マニラ)の「スモーキーマウンテン」に次ぐ規模の「ゴム捨て場」だそうです。プノンペン市は人口200万とも云われるカンボジアで最大の都市です。

 ゴミの山のなかで子供たちが働いています。「ショッキング」なシーンでした。辺りには凄い異臭が漂っています。
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 大人も働いています。鉄、アルミ、ガラス瓶などを捜しています。プラスティックは大量に集めれば「ペレット」として価値がでます。ガイドによると、1日働いて2.5ドルの収入になるそう。ガイドは異臭のためかゴミ捨て場には入ってきません。
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 ゴミの山の上で働いている。手前には山羊がいる。有害な医療廃棄物も多いだろうに・・・
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 子供の写真。辺りは異臭で一杯。
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 赤ちゃんを世話する子供の写真。この娘はゴム集めをしていない・・ので(?)笑顔。しかし、ゴミ集めをしている娘にカメラを向けると顔を背ける。(私は)慌ててカメラをゴミの山に移す。
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 続く