「ベトナム投資視察ツアー」「ベトナム不動産セミナー」のお知らせ
観光立国を目指すタイランド。タイ観光業は海外から毎年1千万人以上の観光客受け入れを誇り国内総生産の約5%を占める主要産業の一つです。
しかし、世界景気後退は別にして、昨年からのスワンナプーム国際空港封鎖やバンコク都心部でのデモなどの「人災」から観光国としてのタイの評判は地に堕ちてしまいました。
JTB試算の今年の大型連休(4月25日~5月5日)見通しでは、海外旅行者は円高のためか、50万人(前年比10.1%増)で3年ぶりに増加。なかでもアジア人気が高く、ウォン安の韓国が前年比32.4%増、中国は13.3%増となっています。ところが、タイだけは1.5%減少。タイの「一人負け」・・・
それに輪をかける形で、今回の豚インフルエンザ。WHO(世界保健機関)は29日夜、警戒レベルを「フェーズ4」から、大流行(パンデミック)の兆候があることを示す「フェーズ5」に引き上げたようです。既に政治の混迷から約1000億バーツ(2760億円、1バーツ=2.76円換算)の観光業機会損失を出しているタイですが、更に観光客の減少が想定できます。
一方、(学費が高いので有名な(^∇^))名門私立アサンプション大学(ABAC)が行った「豚インフルエンザと豚肉高騰のどちらが怖いか?」の世論調査結果によれば、「豚インフルエンザ流行より豚肉価格高騰の方が怖い」と回答したタイ人が過半数を突破したらしいです。まさに、タイの「マイペンラーイ(気にしない、何でも良い)」精神の本領発揮といったところ。
タイのバーゲンはXマスバーゲンが最大だが、消費不況のなかで大手デパートではGWバーゲンを行っている。
消費不況のなか、GW中(本日より5月3日まで)はタイの大手デパートではバーゲンが開催されるようです。観光客が減ったといっても先日ブログで取り上げたNaRaYaなどの人気店は日本人観光客でごった返します。