【動画あり】ヤワラー(バンコクの中華街)の春節 | ホーチミン市(旧サイゴン)在住・証券アナリストのタイ株、ベトナム株、日本株ブログ

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ホーチミン市(旧サイゴン)在住の証券アナリスト・竹内浩一が、ベトナムを中心に世界の金融市場を見渡すブログです。

 26日は春節(しゅんせつ)。春節とは旧暦の正月で、中華圏で最も重要とされる祝祭日です。中国本土のみならず、台湾、シンガポールなどの中華系の国家では数日間の「人民(または国民)の祝日」となっています。

 中国本土は最大8連休、1月25日、26日、27日、28日、29日、30日、31日の7連続祝日+2月1日が日曜日なので最大8連休です。台湾も同様。シンガポールは26日、27日が祝日。中国人はこの期間は里帰りしし、家族や友人と特別の伝統料理を囲みます。また、日本と同じく赤い封筒に「圧歳銭」(ya sui qian)と呼ばれるお年玉を包み子供たちにプレゼントします。

 中国にとって昨年(2008年)は四川大地震、北京五輪、世界不況などイベントの多い年でした。世界不況から2008年の経済成長率は最近7年間の最低の9%に低迷しました。特に輸出依存度の高い南東沿岸部では何千もの工場が閉鎖、失業者数は少なくとも2百万人を超えると云われています。

 中国指導部としては、この失業者対策が最優先事項になると思われます。

 参照:1月20日付ブログ・中国は「春節」シーズン

 昨日はバンコクの中華街・ヤワラーを撮影をしに行ってきました。ヤワラーの第一印象はとにかくすごい人数だということ。まるで元旦の明治神宮の初詣のような人ごみです。考えてみると・・中国系タイ人にとってはまさしく初詣なのです(!?)。

「春節」バンコク・中華街(ヤワラー)の大混雑風景 1


「春節」バンコク・中華街(ヤワラー)の大混雑風景 2


 このヤワラーはアジア最大の中華街の1つです。タイ経済では中華系の存在感が非常に大きくなっています。

参照:
 ブログ08/11/07, 発表!タイの大富豪ランキング(フォーブス誌より)
 ブログ08/11/12, 上場企業経営者も多数登場、「タイの大富豪ランキング」4~7位

 また、昨日は王室関係者もヤワラーに来ていたようで(交通規制のため)混雑に拍車を掛けていました。歩行者天国も大混雑で撮影ができない状態。そうした中で撮影した写真を数点アップします。雰囲気だけでもお伝えできたらと思います。 

初詣客で溢れる中国寺院
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大混雑のヤワラー(バンコク・中華街)
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その他風景
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 もひとつ・・余談・・昨日(1月26日)は春節でしたが、同時にタイ全土で午後3時50分から約2時間ほど部分日食が観測できました。「春節(旧暦の元旦)」と「日食」・・中華占星術上では何か特別な意味があるのでしょうか。にゃ