カンボジアのプノンペン経済特区（PPSEZ）を取材しました。

　昨日（15日）タイでは、民主党のアピシット党首（44）が下院議会で第27代のタイ首相に選出されました。タクシン元首相派を軸とするタイ貢献党（旧PPP党）から離脱した派閥議員を取り込み、過半数を確保。タイ貢献党が推すプラチャー候補（工業相代行）を破りました。民主党出身の首相は約8年ぶりですが、“寄り合い所帯”の感も否めず、事態はまだまだ予断を許しません。

　昨日も書いたとおり今、カンボジアに来ています。昨日はプノンペン経済特区（PPSEZ, Phnom Penh Special Economic Zone）、日系製造業企業（シューズ製造）、カンボジア一村一品展示会などを訪問してきました。以下写真で説明。

　プノンペン経済特区は現在、「第1フェーズ」が完成している状態です。現時点では入居企業は10社。内2社が日系企業となっています。


　日本人取締役・上松氏と面談。プレゼンテーションをしていただきました。日本人が3名勤務。日本企業をサポートします。


　一村一品展示会///これはタイの一村一品運動からヒントを得たものだと思います。カンボジア各地からその県の特産品が持ち寄られていました。商品の紹介、知名度アップ、一般小売、バイヤーとの契約などを目指しています。写真は生糸・・日本もかつては生糸の一大生産国でした。


プノンペン経済特区のブース


アンコールビールのブース


　タケオ県産のトパーズです。カンボジアは沿岸部の石油・天然ガス、山岳部のボーキサイトなど地下資源に恵まれています。先日、インタビューした冒険投資家・ジムロジャース氏はカンボジアの地下資源と労働力を高く評価しており、プライベートエクイティを通じてカンボジアへ投資しているとおっしゃっていました。


　カンボジアでは稲作は3期作が可能です。本来は豊かなはずの土地なのです。


名古屋大学の技術指導で日本向け（?）焼酎を製造しています。


最後は、昨日のブログで書いたセントラルマーケットの写真です。