天の声(488=1年+123)AI元年(85)日本国の再生(462)光(455)令和二年(85) | thackeryのブログ

天の声(488=1年+123)AI元年(85)日本国の再生(462)光(455)令和二年(85)

令和二年 2020年12月29日 One Team 元年

閃き!!!

震災復興 啓示四百四十五【1年+80日】(平成28年熊本地震復興第百六十二/平成30年7月豪雨復興第百)/平成30年北海道胆振東部地震第九十五/令和元年長野新潟千葉福島宮城関東東北地域豪雨復興第八十五)/COVID-19(第六十七)/令和二年熊本球磨川・九州北部筑後川・岐阜飛騨川・長野木曽川7月豪雨洪水復興(第四十九)/令和二年山形最上川豪雨洪水復興(第三十六)/令和二年史上最大台風10号災害復興(第十七)』(2020年第八十五信)として、 日本国民の皆様にお伝えします。 

真実を核に置き、 「この世界の矛盾」を解いていきたい。 第百三十一弾 One Team 元年

Change nonsense Democracy to Super Great one (One Team) LXXⅠV

ナンセンスな民主主義を進化させ、 崇高なものに変えよう LXXⅠV

 

 




1)2020年のまとめ

ナンセンスな民主主義を進化させ、 崇高なものに変えよう」(Change nonsense Democracy to Super Great one (One Team)を掲げたのは、 2020年2月15日で、 今回年末で74回目となる。 その原点は、 日本の社会システムの有り様を観るところから始まった。 

今朝のNHKTV番組「耳をすませば」に登場したC.W.ニコルさん(英国ウェールズ生まれの日本の作家、環境保護活動家)の言葉に強い印象を持った。 『日本人の良いところは、 と聞かれ、 「悪いところは、 沈黙、 主張すべきことを口に出さないところ」と言われた。』 同意見である。 そこで、 日本人の悪いところを乗り越えて、 コロナ禍で感じた「日本の社会システムの有り様」につき、 意見を述べたい

① 国のリーダー(一人に限定しない)や地方のリーダー(県議会等も含む)が如何に指導力に欠けているかは、 国民全員が痛感するところであろう。 即総入れ替え願いたい心持ちである。 

上記総入れ替えに足る人物がどこに存在するかも、 頭を悩ますところであろう。 若者の中にも存在するような気がする。 例えば、 正義感に溢れた、 或いは世界平和を希求するような人物

➂今年73回に亘り主張続けて来た「AI(Artificial Intelligence)人間」も上記総入れ替えに足る人物の中心に位置付けられる存在と考える。

④今年、 哲学者を研究する中で、 このコロナ禍を克服する中で大変助けとなって頂ける人物に出合った。 大きな影響を受けた、 日本の著名人を挙げると、 ノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹博士(中間子理論を考えていた時に「荘子」応帝王篇の「渾沌七竅に死す」の物語を夢に見て、 大きなヒントを得たという)、 森鴎外、 夏目漱石、 松尾芭蕉、 鴨長明、 西行法師等々。 

その人物とは、 今から約二千三百年前、 中国の戦国時代中期に成立したとされる思想書の「荘子」紀元前369年頃 ~ 紀元前286年頃の人物・荘子(道教の始祖の一人)。 ※道教では、 老子が有名。 儒教では、 孔子、 孟子が有名

⇒ コロナ禍を克服する中で有用と考えた理由。 (1)「全てを受け容れて楽しむ」: 完全に身を任せられることこそ、 完全な主体性の確立である。 これは真の自立が、 実は依存できることだという精神分析学の認識にも似通っていると言える。 (2)「過去も未来も追い求めない」: 荘子は、 自分の妻の死という、 いわば最も悲しい変化をも天命として受け容れた。 至楽篇によると、 弁論の好敵手だった恵施(恵子)が荘子の妻の死の報に接して弔問に行くと、 荘子はあぐらをかき、 土の瓶(盆)を叩いて歌っていた。 呆れる恵施に、 荘子は次のように言った。 「初めは悲しかったけれど、 命というもののそもそもの始まりを考えてみれば、 もともとおぼろでとらえどころのない状態でまじりあっていたわけだ。 それがやがて変化して氣ができ、 すべてが変化して形ができて、 その形が変化して生命ができた。 それが今また変化して死へと帰っていく。 いわば四季のめぐりと同じで、 妻は天地という巨きな部屋で安らかに眠ろうとしているんだよ。 それが命の道理だし、 だから大声をはりあげて哭くのはやめたんだ。」と。 (3)「何もないことを遊ぶ」: 「為政者の仕事の効果は天下を覆っていながらも、 しかもそれを為政者のお陰とは思わない。 教化感化は万人に及びながらも、 人々はなにゆえの変化か知らないから何かを頼ることもない。 政治の力ははっきりありながらしかも気づかれず、 人は自然に喜んで暮らしている。 明王とは、 どう変化するか先の予測がつかない状態で、 人がそれと気づかないあり方を遊ぶ存在なのである。」 これはまさに、 未来を憂えない生活の指針だと言える。 道徳を掲げ、 一定の目標を現実に引き寄せようともがくのではなく、 とりあえず現実を容認し、 それに順応していく。 荘子に言わせれば、 予測とはまさに人為であり,  人を不自由にするものである。 むしろ不測に立ち、 何も予測せず無心でいることが一番強いのである。 

⇒ 為政者への一言。 「専門家が、 専門家が、 - - -」と人の意見を持ち出すのではなく、 自らの中で「荘子」の様に咀嚼して、 国民が意識することなく、 幸せ・平和な世の中へと導く能力を身に着け、 精進して行って欲しい。 それには、 深い哲学と教育が肝要である。

2)C.W.ニコルさんのメッセージ
 
日本はアジアで最高の国土維持が可能な自然環境を備えている。 例えば、 洪水で居住地域が破壊された場合、 コンクリートで川を補修するのではなく、 自然の川の環境を維持するため、 巨大な岩石で自然な川の流れを維持しつつ、 後にコンクリート工事を施すような工夫が必要である。 そうすれば、 人間の血管に相当する川の機能を維持できる。 また、 森林の維持も同じ事。 大木、 小木を見境なく伐採するのではなく、 森に棲む動植物に配慮しつつ伐採すると、 長年に亘って育まれて来た生命が維持され、 ひいては人間の生活の豊かさに繋がっていく。」

⇒ "新型コロナ時代" をどう生きるかという課題に対するC.W.ニコルさんの遺言: 本年4月に直腸がんのために亡くなった作家のC.W.ニコルさん。 信州・黒姫山の麓で35年に亘って森の再生に取り組んできたニコルさんは亡くなる直前、 新型コロナウイルスに翻弄される私たちに向けて、あるメッセージを発表された

◎ C.W.ニコルさんが遺したメッセージ「バランス」

新型コロナウイルスの感染拡大に心を痛めていたニコルさんが、亡くなる6日前に英字新聞で発表したコラム。

生命体はあまねく すばらしい競争のなかにあります。 カモシカと草、 カモシカとライオン、 アリとアリクイ。 食べる側、 食べられる側の間にある競争は ウイルスも同じです。 ウイルスから私たちが身を守るには まずは免疫を付けることです。 その上で感染者を隔離する努力は当面は必要でしょう。 しかし強制を伴う隔離は 長く続けることはできません。 そうしたなかで私たちに今求められているのは「バランス」なのです。 
 C.W.ニコル「免疫、隔離、そしてバランス」

新型ウイルスに対し、各国が進めた都市封鎖などの隔離政策。 しかしウイルスを完全に隔離することは困難だとして、「バランス」が必要だ、 と訴えられた。 「バランス」は、 ニコルさんの原点。

ニコルさんが、新型コロナと向き合う上で必要だと訴える「バランス」。 実は、ニコルさんは人の自然との関わり方を語る時、常々この「バランス」という言葉を用いてこられた。

大木があって、いろんな動物や植物が、何千何万年も一緒にバランスをとって共生していきているのは森です。 それで我々が入って手入れして、 目的は原生林に近い状態にしようと。 これこそ森なんです。」

ニコルさんが30年以上かけて取り組んできたのが、黒姫山の森の再生。 1985年にニコルさんが買ったこの森は、もともとは、終戦直後の開拓で、いったんは耕作地になったものの、作物が育たず、長年放置されていた土地であった。 そのころ日本はバブル景気の直前で、開発に伴う環境破壊が社会問題となっていた時代。 黒姫山でも開発が進められようとしていると聞き、その自然を守ろうと考えられた

ニコルさんの「バランス」の考え方。 それは、一緒に森の再生に取り組んできた松木信義さん(84歳)から学んだものであった。 松木さんは15歳から森の仕事に携わり、 木こりや炭焼きなど、森と生きる暮らしを続けてきた「森の達人」。 2人で下草を刈り、木を間引いて森の環境を整えていくなかで、太い木ばかりを残そうとするニコルさんに、松木さんが口を酸っぱくして伝えたのが、「動植物の数や種類のバランスこそが森にとっては大切なんだ」ということであった。 あえて人が手を入れることで自然のバランスを保つ。 それはまさに、かつて日本の里山で大切にされてきた考え方あった。

人の命を奪うウイルスに対し、私たちはどう「バランス」をとっていけばいいのか。 ニコルさんの言う「バランス」がどういうことなのか、コラムではそれ以上、語られていない。 後は、 我々が考えていく必要がある。 



 

 

 

 


今回は以上です。 ご静聴誠に有り難うございました。


〇 本日のメッセージ


有り難う 感謝伝え 真の道
調和の下 平和への道


「ありがとうございます」に心からの感謝を伝えて・・・。 今年も残すところ数日となりました。 ご縁ある方、支援を受けた方に感謝の言葉を肉声で伝えましょう。 今日の元気も、今日の活躍も多くの方のご縁のお蔭です。 本当にお世話になった方への感謝の気持ちは、言葉にはつくせないでしょう。 でも、ぜひ真心こめて感謝を伝えましょう。 人の世はすべてにおいて与えられ、享受してゆく中に生かされています。 あなたの「ありがとうございます」には神さまからの感謝の響きがあります。 感謝の力は宇宙との調和であり一体化です。 感謝の道こそ永久(とあ)の道です。

Thackery