中国紀行文(14)― 8月6日(木曜)
彼の父親に出迎えて頂いた。 80歳は越えておられるのに、 結構元気そうだった。 体型が息子とほぼ同じであることが微笑ましく、 ある意味ではユーモラスであった。 親子はこんなにも似るものかと。 この方は、 老人ホームに入っておられたが、 まだやることがあるということで、 老人ホームを出てある教室を開かれていた。 この教室というのは彼のライフワークに相当するものである。 後に重要なことをこの方から学ぶこととなる。 宿泊先に荷物を置き、 中国人パートナーの大学の同期生の病院長に会うため、 郊外にタクシーで出かけた。 あいにく病院長は外出中だったので、 同じく外科部長をしている同期生と会った。 彼らは医学部出身のエリート達だった。 久し振りということで夕食をご馳走になった。 彼らは韓国語で話しているので、 内容はわからなかったが、 同期生ということで楽しく旧交を温めているようだった。 夕食を終え、 友達を後にし、 また延吉市内に戻って行った。 一旦彼の父親の家に戻ってから、 1日の疲れを癒すため、 銭湯に出かけた。 ここは「風呂」「垢すり」「マッサージ」が揃っており、 「垢すり」は男達が真っ裸で、 6人位一緒に垢すりをしていた。 慣れていないため、 異様な光景だった。 内容はなかなか気持ちが良かった。 次は個室で女性によるマッサージ、 私はタイ式ではなく、 韓国式を選んだ。 韓国式のほうがソフトなマッサージだからだ。 旅先で強すぎて腰が痛くなるのを恐れていた。 それでも少し痛いと、 「軽く(qing)、 軽く(qing)」と中国語で牽制していた。 マッサージャーの彼女は笑って、 どこから来たのか等、 中国語で話しかけてきた。 結構楽しいやり取りをしていた。 後でわかったのだが、 この地域は中国でもマッサージの上手さはNO.1とのことだった。 最後の方は気持ち良くなって眠り込んでいた。 すっかり癒されて、 帰宅しぐっすり眠ることができた。
― - - つづく