地域決勝 | 日常蹴辺

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身辺雑記

また更新が滞っているが、とりあえず新しいネタから書くか。

上村・松浦・重光の移籍先が遅ればせながら発表され、「なんで登録抹消なんだ?!」とヤキモキしていたファンも胸をなで下ろしことかと思う。ではあるが、ヴェルディファンの中にはハイブラウな方が多くいらっしゃるので、「Y.S.C.C.? ファジアーノ? 名前も聞いたことないよ!」と思っていらっしゃるのではないだろうか。

さすがにそういう上流階級ヴェルディファンの方々にも、栃木SCのおかげで、J2の下にはJFLというリーグがあるらしいことはわかっていただけたと思う。JFLは全国リーグだがこの下にはさらに、全国を9つの地域に分けた、地域リーグというのが存在する。現在この地域リーグや、さらにその下の都道府県リーグにも、将来のJリーグ加盟を目標としているチームが多数ある。

Jを目指すにはまず、地域リーグからJFLへ昇格しなければならないのだが、その関門が「全国地域リーグ決勝大会」、通称「地域決勝」。9つの地域リーグの上位1~2チームと、別枠で出場資格を得たチームが出場するこの大会で、優勝か準優勝しなければならない。さらに、JFL下位チームとの入れ替え戦に勝たなければ昇格できない。気が遠くなるような厳しい道のりだ。

ただ、今季は昇格を目指すチームにとってはラッキーなことに、佐川東京と佐川大阪が統合するため、JFLに1チーム分の空きができる。さらにロッソ熊本がJ2へ昇格すれば2チーム分の空きとなる。地域決勝のファイナリストとなれば、自動的にJFLへ昇格できるのだ。http://www.jfl-info.net/topics/topics_details.php?tcd=164&ycd=2006

今年の地域決勝は、参加チーム数14。1次ラウンドが11月24日~11月26日、決勝ラウンドが12月1日~12月3日。昨日、最終節までもつれた中国リーグと四国リーグが終了し、出場チームが全て出揃った。
この手のネタは、JFAはあてにせず、「週間JFLニュース」というすばらしい個人サイトの特設ページを見るのがよろしい。http://www.jflnews.com/tiiki/index2006.html

ところが週間JFLニュースをもってしても、まだグループ分けまでは出ていなかったので、仕方なく自分でまとめてみた。

1次ラウンド
Aグループ(島原市営陸上競技場)
 ノルブリッツ北海道(北海道1位)、バンディオンセ神戸(関西1位)、ファジアーノ岡山(中国1位)

Bグループ(島原市営陸上競技場)
 ホンダルミノッソ狭山FC(関東2位)、JAPANサッカーカレッジ(北信越1位)、V・ファーレン長崎(九州1位)

Cグループ(春野総合運動公園球技場)
 FC岐阜(東海1位)、静岡FC(全国社会人準優勝)、FC Mi-Oびわこ(関西2位)、カマタマーレ讃岐(四国1位)

Dグループ(熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)
 TDK(東北1位)、Y.S.C.C.(関東1位)、新日鐵大分(九州1位)

話が長くなっているが、上村が移籍するのがDグループに入ったY.S.C.C.で、松浦と重光が移籍するのがAグループのファジアーノ岡山である。地域決勝出場チームが、このような登録期限ギリギリのタイミング(今年は10月27日まで)で補強を行うのは慣例となっている。V・ファーレン長崎は、今月行われた全国社会人サッカー大会でも優勝しており、今大会でも優勝候補のひとつと言っていい力のあるチームだが、さらにJリーガー5名を含む7名の大量補強をし、万全を期している。中には札幌から静岡FCに出戻りする清野のような選手もいて笑える。

こういう移籍は、勝てば天国・負ければ地獄な厳しい大会における本物の即戦力として期待されているわけだから、ある意味名誉なことだし、すばらしい経験にもなるとは思う。自分も24日の熊谷開催を見に行こうと思っていたが、TDK─新日鐵大分とは、ちょっと地味めなカードになってしまったな……。