その左足に神が宿る | 日常蹴辺

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身辺雑記

水曜日は本気で悩んだ。

千葉ー川崎@フクアリ
大宮ー福岡@駒場
F東京ーC大阪@国立
横浜Mー甲府@三ツ沢

いったいどこに行けばいいというのだ。
結局決め手になったのは、チケット代+交通費の一番安いところ。

というのも確かにあったし、一番近くて楽だというのもさらなる理由としてあったし、FC東京に現状どれだけ差を付けられているかを確認したい、というのもあったけど、最大の動機としては、「名波を見たい」で国立へ。そう、オレはギャルサポだったのだ。
ピッチに君臨する王様。左足でタクトを振るう指揮者。そのプレーが見られるのは、この先そんなに長くではないだろう。

06年8月30日 J1第21節 FC東京 2-3 C大阪@霞ヶ丘

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はー。
堪能しました。やっぱすげえや、名波。

開始わずか2分。左サイドを短いパス交換で抜け出した名波、コーナー付近から、ファーの西澤の頭にピタリと合わせる。シュートはポストに弾かれたが、詰めていた河村が押し込んでゴール。

移籍後初先発の試合で、いきなり結果を出す。
ポジションは中盤の底から主に左サイドを自由に使い、ボールに絡み、試合のリズムを作っていく。ピッチ上には22人のプレイヤーがいるはずなのに、たった一人でゲームを組み立てているかのような存在感。

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上の写真は、2点目・ただ今売り出し中の藤本康太のゴールをアシストしたCK。これもファーでドンピシャ、信じがたい精度の高さだ。蹴った本人も満足だったらしく、頭上で手を叩いて観客にアピールする。FCファンの中でこっそり見ていた自分だったが、思わず立ち上がって「ブラボー!」と拍手してしまったため、その後いづらくなってセレッソサポ横に席を移動した。

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キックの種類、正確さをこれでもかと見せつけたFK。壁を巻いて土肥の左かと思いきや、速いストレート系で右を狙った。ポストに当たったはねかえりを森島が決めたがオフサイド。たしかにこの写真見ると、モリシ完全に出ちゃってる。
また、ピッチ全体を俯瞰するかのような展開力と、トリッキーなショートパスにも唸らされた。どのくらい先の手を読みながらプレーしているのだろう。一度、浅利が読み切ってトリッキーなパスをカットした場面があった。ああいう中でプレーしていると高いレベルに引き上げられて、浅利までも読みが冴えてくるのかと感心したが、次に浅利が出したトリッキーなパスに味方がついて行けず、触れずにCKにしてしまっていたのは困ったもんだ。

すばらしい活躍に、途中交代でピッチを去る際にはスタンディングオベーションが起こったほどだ(アウェイ側のみ)。

名波が下がってしまってからのセレッソは、勝っていないチームらしくだらしない試合をしてかなり危うかったのだが、FCの拙攻に助けられて勝ち点3を拾った。

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動員は2万1千。バックスタンドはほぼ全域自由席で、上段は開放していないので、よく埋まってた。こういう演出の仕方は大事だ。選手紹介、入場時も、スタジアムDJやBGMとサポの歌、コールの連携がとれていて、違う歌をかぶせた状態(BGMの「Victory」とサポの歌う「オレのヴェルディ」がかぶってるとか)にはなっていない。

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応援もずっと声を出し続けるわけではなく、メリハリをつけている。ずっとやりっぱなしは辛い。が、サポが少ないとそうせざるを得ないのはセレッソも同じ。少なかったらやっぱり、ひとりひとりががんばるしかないのかなあ。