山形 2-3 ヴェルディ@山形県立運動公園
今シーズン最初の、アウェイっぽいアウェイ。小学校が春休みに入ったので、家族レクリエーションも兼ねた山形遠征ということになった。
本当はそんなこと考えずに、さっと行って試合見てさっと帰って来たいのだが。余分なお金もかかるし。でもそうも言ってられないのがオトウサンの辛いところである。
山形か。仕事で来たことは20回くらいあると思うのだが、観光でも2年前に社員旅行で訪れた。その時は自由時間に(というよりはウチの社員旅行は、ほぼ全日程がフリータイムのようなものだが)サッカー好きの同僚と連れだって、山形対鳥栖戦を観戦した。そのときもとてもよい気候で、平田牧場の豚使用というカツ丼をつまみにビール飲みながら、でも試合自体はよく締まっていて、低予算の中でイクヲちゃんが鳥栖をよく鍛え上げていることが印象的だったっけ。
今回は24日(金)の夜に自宅を出発。3時間くらいで東北道の安積P.A(郡山市)まで行けたので、そこで仮眠をとった(寝袋持参)。6時に起きて、少し走った国見S.Aで朝食にして、その後は一路山形へ。8時過ぎには着いてしまったので、とりあえず山寺を観光。今日の勝利を願掛けする。
その後天童市へ出て、道の駅で時間を潰し、水車生そばで蕎麦を啜る。といっても自分はなぜか鳥中華。「元祖」と謳ってるんだけど……多摩センターの山形ラーメン天童のやつのがいいかな。
12時過ぎに競技場着。駐車場が広い! しかも無料! これはうらやましい。そもそも山形市内からのバス便は少ないので、ホーム来場者のほとんどは車利用なのだろう。
観光気分なので、入り口でこんな写真も撮ってみる。
すると、馬鹿な親子連れと思ったらしいJ's GOALの取材の人に話しかけられた。「注目している選手はいますか?」と聞かれ「大橋です」と答えると、「今日は来てないみていですね……」(やりとりの模様はこちらにアップ されている) ガーン。ゲーフラ持ってきた意味がないではないか。
ぐるっと入場ゲートへ回ろうとすると、「笑って東京に帰ろう」のダンマクを張っている最中の若者たちが、スタンド上部から手を振ってくれる。東京から400km離れた場所にこうして集結してきていることが、なんとも感慨深い。
入ってみて驚いたのは、2年前サポーター席はバックスタンドがだったのが、ゴール裏になってしまっていたことだ。ちょっと残念だ。きっと仙台の人たちが乱暴狼藉をはたらいたせいで……(ry
山形のいわゆる(僕がそう思っているのではなく)「念仏応援」は、バックスタンドから発した声がメインスタンドにこだましてこそ、効果的だと思うので、ちょっと残念。
スタンド裏でのミーティングに誘ってもらったりもして、気分も盛り上がりつつ試合に突入したのだが、立ち上がりから大変なことになった。
山形は佐々木&臼井で元々右ストロングな上に、左SBの内山を出場停止で欠いている。なのにいきなり右から崩され、レアンドロにGKとの1対1をきれいに決められてしまう。2失点目は、1失点目の悪夢もぬぐえていない時間に、同じゴール右手から、今度は内に切れ込んで右足。なぜよりによって今日、レアンドロ覚醒? あまりに重い2点ビハインドを負ってしまった。
ただ、ここでラモス監督の動きは速かった。機能していない喜名に替えて金澤を投入。金澤は期待に応え(というか、なんで先発じゃないんだろう?)、中盤を落ち着かせ、1点目の起点となり、齋藤がハズしてしまった決定的な場面でも起点だったし、逆に山形の決定機をゴール前で身体を張って死守した。
勝負の分かれ目はもちろん、ペナルティエリア内で臼井が平本を倒した場面なのだが、壊れかけていた試合を一人で立て直してしまったのは金澤に他ならない、本日のMOMである。
山形が10人になってからは、バジーリオがすんなり3点目を決めていればそれでよかったのだが、久場をヒーローにしてあげるための憎い演出だったのだろうか。いや、そんな余裕があるわけはなくて、バジが外したときはもうダメだと思ったし、久場のミドルが桜井の右手をかすめて行くまでは、スローモーションで見ているみたいに、時間が長く感じられた。
今回は勝てたけど、山形はチームもサポも決して悪くない。このまま下位に沈んでいることはないだろう。第2クール以降はもっと厳しくなるのだろう。
当日は蔵王で一泊して、翌日また市内観光してから帰った。妻が思いのほか山形の街や人や食べ物を気に入ったので、夏もまた家族全員で行かなければならないかもしれない……。
翌朝の山形新聞は、9段抜きで試合の詳細を伝えていた。とは言っても写真はレアンドロのゴールシーン、ヴェルディのことはひと言も誉めていないが。