駒澤の栄光と悲惨 | 日常蹴辺

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身辺雑記

06年1月15日 全日本大学選手権決勝
駒澤大学 2-1 順天堂大学@霞ヶ丘

05シーズンを締めくくる、インカレ決勝。昨年は駒澤対立命で、凍てつく雨にも負けぬ熱い戦いだった。あの雰囲気が味わいたくて、病み上がりにもかかわらず霞ヶ丘へ。

なんだかこの写真じゃ、駒澤だか鹿実だかわからないな。もっとも、がらんがらんのメインスタンドが月曜の試合とははっきりと違うわけだが。

冬のビッグイベントの終った霞ヶ丘は、今年も座席の改修が始まった。インカレの客ならバックスタンドの一部で十分間に合う、とは嘗められたもんだが、実際本日の観客は7千人強。学生やOBの多そうな客層は、コアなサッカーファンとも趣を異にする。

実力通りならば、関東1位で今大会に臨んだ駒大と、同5位の順大という組合せは、興味を殺ぐものといえる。しかし事は単純ではなく、駒大は2名のレギュラーが出場停止だ。層の厚さ、戦術浸透度でそれを凌げるのか。

スタメンは、
順天堂→
     3小宮山
     2谷内  14島嵜      11渡邉
1佐々木           10佐藤 13福士
     4村上  6飯島       9多田
     28森

駒澤←
                   4石井
11原      25田谷      5廣井
    10鈴木      16八角      1牧野
12巻      7宮崎       13菊地
                   3筑城

といった感じなのだが、システム云々はどうでもよくなるような、低調な試合だった。両チーム共、最終ラインからのロングボールの蹴り合いと中盤での潰し合い、パスミスだらけで、決勝と呼ぶのがおこがましいレベル。数名うまい選手がいないことはないが、正直、つまらない試合だ。
18・19分と順大にあったビッグチャンスを決め切れていれば、結果は変わっていただろう。王者・駒澤の出足の遅さはレイト気味のタックルとなって表れる。前半終了近くには、出場停止の桑原に代わって入っていた2年生菊地が2枚目の黄紙で退場してしまう。これも相手ペナルティエリアでの無駄なファウルだった。

CBが抜けた穴は、FWの巻で埋める、という対応。すごいな、国見出身者のユーティリティーは。前半は順大が圧倒しており、10人対11人で迎える後半も当然ペースを握るか、と思われた矢先、田谷のシュートを原が詰めた駒大が先制。オフサイドかと思ったのだが、副審の旗は上がらなかった。直後、村上のミスから原がボールを奪いパス、田谷が1対1を決めて2点目。思いがけない展開になった。

その後は順大が謎のPKゲットで1点差に詰め寄り、3バックにして両サイドを高い位置に張らせるが、期待していた左サイドの小宮山、この日は全く奮わず。この子、ユニバ代表なんだよね……いいのか、こんなんで。なんだか寂しい気持ちで、試合終了のホイッスルと同時に席を立った。高校選手権の時は、充足感でいっぱいだったのに。

でも、本当に寂しい気持ちになったのは、帰ってきて李人脈ジェノサイド=駒澤出身者壊滅を知ってからだった。