子供の夏休みの課題に「夏の思い出」ってやつがあって、それの協力がてら子供に鮎掛けを教えてみる。
この日の一ツ瀬川、西米良村は水位も低く、子供が遊ぶには丁度いい。
キャンプ道具を準備して昼過ぎに川に到着。
鮎タビ、ベルト、タモ、帽子、日焼け止めをして川の歩き方から教える。
初めてではないけど、歩き方ができないと転けるし、怪我をしてからでは遅い。
一歩一歩石の大きさと傾きを確認してから足を踏み込んで、次の一歩は軸足になる方が安定してるのを確認してから踏み出す。
流れがあるとこでは上流側にやや重心を置きながら進む。
もし滑って転けた時でも自然に尻もちをつくように転けると大きな怪我をしなくなる。
腰までの水深で流された場合は下流を向いて、大きな石が近づいてないかを確認して、仰向けで下流に足を向けて、足の裏で石を確認しながら蹴るように流れが弛い方に向かうか、石の裏ヨレにとどまるようにして体勢を整える。
なかなか最初は難しいけど、何度か練習すると自然にできるようになる。
まずは命を守れる動きを知っておくのが1番大事。
てことで、友達に借りた竿で引抜き練習開始

竿先に08のフロロを結んで、その先に手頃な重さの容器を鮎にみたてて付けて、流しては引抜いてキャッチする練習。
竿尻を利き腕でしっかり持って、反対の手は竿尻から50cmくらい上を支えるようにして、容器が下流に5m離れた位置からゆっくりと竿を上にまっすぐあげて竿の弾力を感じながら抜く。
抜いた瞬間は竿尻持った手は竿をまっすぐ上に突き上げるようにすると手前に容器が飛んでくる事を教えると少しずつできるようになった。
竿を後ろに煽ったり、容器を抜く距離が遠いとライナーで飛んでくるからうまくキャッチできないことは理解してたふ。
最終的に抜いてからタモをベルトから出してキャッチできるまで練習した。

途中雷がなったり、雨が降ったりして休憩が多かった。
自分と同じように子供に鮎掛けを教えてた親子が瀬肩に居た。
最初はみんなうまくはできないけど、横についてくれて教えてくれる人が居るだけで、鮎掛けは受け継がれていくはず。

夕方に瀬肩をチョロチョロ泳がせて次の日のオトリは確保できたかなー
42回目 14鮎 計1258