2023 読書 1月〜2月 | 一兵卒のブログ

一兵卒のブログ

呑んで食って遊んで
呑まれて食われて遊ばれて
日々是好日

1月

①シャイロックの子供たち

池井戸潤著

★★

銀行の暗部、辛い…。


②ペッパーズ・ゴースト

伊坂幸太郎著

★★

軽快なトーン、

登場人物が順番に語り、

物語は進む。

織りなす綾が結ばれて結末に。


③最高のリーダー、マネージャーが

いつも考えているたったひとつのこと

マーカス・バッキンガム著

★★★

勉強になりました。

マネージャー

=個に着目

リーダー

=普遍的なことに着目


マネージャーは、部下の個性を認識して

活用すること

個性に合わせて

役割や責任、目標の方を調整すること


リーダーは、共通する欲求を認識、

欲求とは安全、共同体、権威、敬意等が

あるが、

リーダーにとって認識すべき

普遍的な欲求は

明確さへの欲求。

知らないものに対する不安を

未来への自信に変えるには

リーダーは皆の未来を正確且つ鮮やかに

描写出来るよう訓練しなければならない。


個人の成功には、自身の強みから

外れさせようとする活動や人を

排除すること


④正体

染井為人著

★★★

殺人の罪で極刑、

死刑を言い渡された18歳の少年。

脱獄、そして、その行き着く先は。

面白かった!


2月

①食品の裏側2

安倍司著

★☆

恐るべき食品添加物、

国民を守るべきが、

日本のお粗末な規制…


②眠れないほど面白い 図解 戦国武将の話

小和田哲男著

★★

勉強になります。

学生時代に習った内容と

大分変わってますね…


③ファーストラブ

島本理生著

★★

父親を視察した娘

時間に携わることになった

弁護士と臨床心理士。

それぞれの過去を通じて

事件と人生が明らかに。


④その日のまえに

重松清著

★★

その日、

死を見つめる日

または

新たなスタートの日。

独立していたと思われた短編が

最後に紡がれます。

流石、重松清です。


⑤人はどう死ぬのか

久坂部羊著

★★☆

死をどう捉えて、どう対応すべきか。

延命治療の必要性、

救急車を呼ぶべきか、

生前から考え、

家族と共有すべき。

ACP(Advance Care Planning)※を

検討すべきだな。

※ACP:

将来に備え、将来の医療及び

ケアについて本人を主体に、

そのご家族や近しい人、

医療・ ケアチームが、

繰り返し話し合いを行い、

本人による意思決定を支援すること


求めない力(ネガティブ・ケイパビリティ)も重要。

最後は自己肯定と感謝の心。


⑥価格上昇時代のマーケティング

小坂裕司著

★★★

分かりやすい。

起こるべくして起きている物価上昇。

その何たるか、

それにはどう対応すべきか。

値上げ!

付加価値を高めるアイデア、実例。

面白かった!


⑦東大生が日本を100人の島に例えてみた

小林直人著

★☆

平易にしようとするのは

感じるが、

分かりやすいようで分かりにくい。


⑧世界インフレの謎

渡辺努著

★★☆

今、インフレが止まらない原因。

①パンデミックで

サービス消費からモノ消費への戻り。

モノの生産が間に合わない。

②労働者の

大離職

great resignation

大退職

great retirement

パンデミックを機に

高齢者の早期退職。

若年者も働かない。

労働力不足

そして、職場に戻らない。

③グローバル供給網の破綻。

脱グローバル化。

①〜③による受給バランスの悪化。

→世界インフレとなった。

日本だけ取り残される。

IMF加盟国192カ国中、

インフレ率0.984%で最下位。

賃金伸び率(2000→2021年)も酷い。

OECD加盟国中

実質賃金では下から5番目、

日本+0.1%

名目賃金では34カ国中、

最下位-0.2%

日本の賃金を解凍するスパイラル

①企業は毎年価格を2%引き上げ

→②生活者の生計費は毎年2%上昇

→③労働者は生計費の補填のため

相応の賃上げ要求

→④企業は人件費の増分を価格に転嫁

→①に


⑩寿命が尽きる2年前

久坂部羊 著

死を受け入れること、

それを否定するつもりはない。

が、生への願望を否定される所以は無い。

不愉快且つ押し付け。


⑪人間ってなんだ

鴻上尚史 著

★★

劇作家、演出家のエッセイ。

人間観察の目は、

飾ることなく、

自分の目線を維持して

読者に響きます。


⑫方舟

夕木春央 著

何か無理の連続な設定。