「テロルの決算」沢木耕太郎著 ★★久し振りに沢木耕太郎の本。社会党委員長 浅沼稲次老郎、右翼の青年 山口二矢(おとや)。年の差があれど各々の人生で積んで来た境遇、経験、育んできた理念、思想。反安保闘争が激しさを増す1960年。日比谷公会堂で61歳の浅沼が演説中、17歳の二矢により刺殺される事件を沢木耕太郎が丁寧に紡ぎます。何があったのか、何がそうさせたのか、何を思っていたのか。純粋と表現すべき青年による純粋な衝動、深く考えさせられます。★★