戦争とは 。
従軍した人の話を読むのは
初めてか。
戦争がもたらす
極限状態における
人の感情。
著書は武器を放棄し
敵兵に撃たれる
覚悟のなか
捕虜となります。
冷静に精緻な文章で
捕虜となるまで
収容所の生活、
取り巻く人々を
著者は紡ぎます。
軽々しく言葉に
するのは憚れるが
心に刺さる部分は多数。
著者は言う。
「戦争に引きずりこんだ
軍部を憎んだ。
しかしその軍部を阻止すべく
何もしなかったことに
運命に抗う権利を
得ないと考えて戦地に
赴いた」と。
現代の我々の無関心が
将来のツケとなるのだ。
著者は言う。
「戦争の悲惨は
人間が不自然に
死なねばならぬという
一言に尽きる」と
生を受けて
自然に死ねることが
幸せなんですね。
生と死について
新たな気付きが産まれました。
★★★