「最強の二人」北康利著★★★ | 一兵卒のブログ

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呑んで食って遊んで
呑まれて食われて遊ばれて
日々是好日

図書館で借りました。
寿屋、
今のサントリーに
類い希なる二人が存在し、
その二人の羨ましい程の
強い結び付きが
描かれます。

一人は佐治敬三、
サントリーの二代目社長。
大きな包容力、
悩み考え熟考し
経営者はかくも心血を
事業に注ぐものかと
驚かされます。

もう一人は開高健。
言葉を紡ぐ天賦の才を受け
深く彫るが如く
心血を小説に注ぎます。

二人の関係は
骨肉を分かち合う
兄弟の如く
深く深く結び付きます。

開高が亡くなった際の
佐治の動揺、慟哭、
悲しみ幾ばくか、
読者も深く悼みを感じます。

佐治の言葉が我々に
生きる力を与えます。
「エトヴァス・ノイエス」
「何か新しいものはないか?」
この精神を
あらゆることに注げば
より良い明日がやって来ます。

面白かった!
★★★です。