先輩に借りました。
乃木希典と児玉源太郎を
描く小説。
小説というかドキュメントに
近い歴史分析で話は進みます。
坂の上の雲で司馬により
植え付けられた乃木の愚将論、
著者はその復権を描き、
自分も考えを
改めることになりました。
乃木と児玉の深い交流。
天性の将たる能力と
胆力を持ち、
そして自らの努力で得た知見で
華やかに活躍する児玉。
清廉なるが凡なる力を
回りの人間が縁故や人柄をもって
厚遇して引き立て、
厳しい戦渦に巻き込まれる乃木。
乃木と妻静子の殉死の最後は
落涙せざるを得ない
胸に詰まらせれるものが
ありました。
この本で次のことを
改めて知りました。
・児玉が降格人事で
日露戦争の前に
参謀次長になったこと
・乃木が隻眼であったこと
・児玉が戦争の終結とともに
脳溢血で天に召されたこと
・苦労しながら自らの励みにより
出世した児玉であったこと
人の厚遇により能力以上に
出世をした乃木であったこと
この二人が親友であったこと
面白かった!
星3つです。
★★★