デンマーク映画『偽りなき者』鑑賞。
主演は『007カジノ・ロワイヤル』で血の涙を流したマッツ・ミケルセン。非常に格調高い映画。人間の尊厳とは何かを考えさせられる。
「疑っていない」という恋人を追い出すシーンでは、「あ~あ、なんでそうなんの」と人は思うかもだが、当事者はすごく敏感になっていて、人が少しでも疑いの目で見ることに耐えられない。
そして本当に信じてくれる人は強い支えになる。観賞していて「息子、偉いぞ!」って観ていた。
エンディングは複雑だなあ。「衝撃」というのは大袈裟だが、「そうなんだよなあ」って感じ。是非、観て考えてみてほしい。
★★★★★★ (6/10)
『偽りなき者』予告編