ワールドカップ2日目!
今日は3試合が行われたので、それぞれ簡単に振り返ります。
1時~9時までの間に3試合が行われたので、完全に昼夜逆転生活です...。
まずは1時~。カメルーンvsメキシコの一戦。
一見つまらなそうなカードに感じる方もいるかもしれませんが、前回大会で日本が初戦で対戦したカメルーンと、大陸王者としてコンフェデレーションズカップにも出場したメキシコ。
そう考えると注目度は高いですし、両チームともプレミアリーグの強豪に所属するエースストライカーを抱えています。
カメルーンのエトー(チェルシー)、メキシコのチチャリートことハビエル・エルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)。要注目の2人です。
残念ながらエルナンデスはベンチスタートですが、マルケス、エトー、ドス・サントスなどバルセロナで一時代を築いた選手たちが先発で、且つての指揮官だったファン・ハールと抱き合っている場面が印象的でした。
試合は前半からメキシコがピッチをワイドに使い、タッチ数が少ないテンポの良いパスワークでリズムを掴みます。
対するカメルーンはエトーを最前線に残し、10人がコンパクトに守りますが、奪った後のカウンターが機能せず。
アス・エコト、エムビアなどサイドのスピードを活かしてエトーに合わせる形を狙いますが、奪う位置が低いのでなかなか押し上がらない。
前半はサイドのアギラルやラジュンを中心にメキシコ優勢で進みましたが、ドス・サントスの2度のゴールがオフサイドで取り消されるなど、不運な形もあって得点は生まれず。
豪雨の影響もあり、終盤からメキシコの自慢のパスサッカーは影を潜めました。
後半戦、特筆すべきはキャプテンのマルケス。3バックの中央から長短織り交ぜたパスでタクトを振るい、守備でもハードワーク。統率力にも優れ、まさにキャプテンにふさわしい出来でした。
試合は61分にドス・サントスのシュートのこぼれ球をペラルタがつめてメキシコが先制。
その後はカメルーンがエトーを中心に攻めますが、単調なクロスボールからの攻撃が多く。バリエーションが乏しいように感じました。
結局、最後まで守りきったメキシコが1-0で勝利。順調なスタートを切りました。
注目はエルナンデスは出場時間が少なく、あまり見せ場を作れず。
1トップに入ったペラルタは派手な選手ではないですが、ディフェンスとの駆け引きの巧さ、裏への抜け出しの早さ、ポジショニング、緩急など、ストライカーに必要な要素を高い水準で備えている選手でした。
カメルーンは予想以上に守備の固いチームでした。
アフリカといえばザンビア、コートジボワールにも見られた守備の集中力が問題点として指摘されますが、元浦和レッズのフィンケ監督が規律を重んじ、組織的なチームに仕上げた結果が出ていましたね。
攻撃に関してはエトー依存な部分も多く、課題を感じましたが...
そして4:00~の試合は、グループリーグ最注目のカードといっても過言ではないでしょうか。
スペインvsオランダ。前回大会の決勝のカードです。
注目の先発ですが、スペインは1トップにジエゴ・コスタ。
対するオランダはファン・ペルシーとロッベンの強力2トップで試合に臨みます。
前半からオランダは守備時には5バックで、相手に対してマンツーマン気味にハイプレスを掛け、スペインのストロングポイントであるポゼッションを徹底的に潰しにかかりました。
攻撃ではシンプルにロッベン、ファン・ペルシーの裏を狙い、何度か決定機を至るシーンも。
対するスペインは中盤での小刻みなパスワークからダビド・シルバやジエゴ・コスタの裏を狙います。
しかし、オランダ守備陣の執拗なマークもあり、いつものようなテンポでパスは進まず。
ジエゴ・コスタに関してはボールを持つたびにブラジル人の観客からブーイングの嵐。
彼はブラジルとスペインの二重国籍で、ブラジル代表での出場経験があるにも関わらずスペイン代表を選んだので無理もないでしょう。
それでも27分、シャビからのスルーパスを受けたジエゴ・コスタがペナルティエリア内で倒されPKに。
これをシャビ・アロンソが冷静に決めてスペイン先制。
ここまで固い守備を見せていたオランダですが、一瞬の隙から得点を許してしまいました。
その後は得点を奪いに出るもなかなか決定機に至らなかったオランダですが、試合は前半ロスタイムに動きます。
中盤の低い位置からダレイ・ブリントがファン・ペルシーにピンポイントでロングフィードを送ると、ファン・ペルシーがダイビングヘッド。
これがカシージャスの頭上を越えてネットを揺らし同点に。
終了間際に追いついたオランダ。1-1で前半を終えます。
雨が降り始めた後半、試合は開始早々に動きます。
後半わずか8分、再びダレイ・ブリントのアーリークロスから裏へ抜けたロッベンが絶妙なトラップから相手を振り切り左足。
これがセルヒオ・ラモスの足に当たってコースが変わり、ネットを揺らします。
スペインの2センターバックの曖昧なマークの間をブリントは常に見逃さず、相手の警戒の薄い中盤の低い位置から見事な2アシスト。
相手の集中力の欠如を見逃さないオランダが逆転して2-1。
更に畳み掛けるオランダは64分、セットプレーから最後はデフライが押し込み3-1。
72分にもバックパスからのカシージャスのトラップミスを見逃さなかったファン・ペルシーが追加点。
80分にもカウンターでスナイデルのロングボールに抜け出したロッベンが相手をスピードで振り切り、カシージャスをかわして左足。なんと16分間で3点が飛び出し、5-1。
スペインはいつものテンポの良いパスワークも影を潜め、距離感が悪く守備陣の集中力のなさも露骨に。
デヨングなどの執拗なマークで体力も消耗し、球際でも競り負けるシーンが多かった。
中でもオランダのGKシレッセンと、スペインのカシージャスとの安定間の差は歴然。
カシージャスはリーガ・エスパニョーラでの出場機会の少なさと不安定さを象徴するかのような失点シーンを連発してしまいました。
オランダは伝統の4-3-3のフォーメーションを捨て、スペインのポゼッション対策に徹した結果が招いた大勝。
スペインは自分たちのスタイルを曲げなかったものの、対策された中で柔軟な対応が出来ずに終わってしまいました。
5失点以上での敗戦は約半世紀ぶりで、前回大会に引き続き黒星スタートに。
ファン・ハールの緻密な戦術は来季、マンチェスター・ユナイテッドでどのような戦いを見せてくれるのでしょうか。
香川の起用法も気になるところですが、来季に期待を抱くような完璧な試合運びでしたね。
そして7時~。チリvsオーストラリアが行われましたが、睡魔に襲われ寝てしまいました...
昼頃から録画で視聴したので、簡単に振り返ります。
結果から言うと3-1でチリが勝利。下馬評通りに感じられますが、予想以上にオーストラリアの攻守に苦戦を強いられた、という印象でした。
オーストラリアはラインを高く保ち、中盤とディフェンスをコンパクトに敷いて相手のサンチェスやバルディビアに自由を与えないような形でした。
攻撃面ではサイドのオアーとレッキーを中心にクロスからのケーヒルのヘディング狙いを徹底。結果的に2点ビハインドの前半途中にケーヒルのヘッドで1点を返しました。
チリは序盤こそ厚みのある攻撃で2点を先取しましたが、運動量が低下し始めた前半の半ばからはチャンスが作れず、フラストレーションが溜まっているように感じました。
とはいえ南米らしい相手の嫌がる所へのポジション取りや、足下の技術の高さを披露し、試合巧者ぶりは見受けられました。
特に目立ったのが硬直した状態でも個人技で打開できるサンチェスと、中盤の底でバランスを取るディアス。
ディアスはゲームメイク力もありますが、超攻撃的なイスラとメナの両SBの上がった穴をカバーし、アンカーとしての的確な守備でチリを支え続けました。
最後まで自分たちの攻撃的なスタイルを崩さなかったチリは後半終了間際、攻勢に出るオーストラリアのボールを高い位置で奪うと、最後はボンセジュールのミドルで3-1に。
的確な試合運びで順調に勝利を収めました。
オーストラリアは攻守の切り替えが早く運動量のあるサッカーを見せましたが、サイドからのケーヒルへの頭以外のバリエーションが乏しく、最後まで攻めあぐねるシーンが多かった。
結果をまとめると・・・
メキシコ 1-0 カメルーン
オランダ 5-1 スペイン
チリ 3-1 オーストラリア
こんな感じで3試合を振り返りましたが、さすがに1日3試合だと随分長い記事になってしまいますね...。
もう少し簡潔に分かりやすくまとめられる文章力が欲しいものです。
さて、明日は遂に我らが日本代表の初戦が10時~行われます。
普段は中立的に試合を分析しながら観ている私ですが、明日は全力で応援したいと思います。
予想スタメンはこれ。
FW 柿谷
MF 香川 本田 岡崎
遠藤 山口
DF 長友 吉田 森重 内田
大迫or大久保の1トップ、長谷部or青山のボランチ、今野がCBに入る可能性も十分に考えられます。
とはいえ、最近の強化試合や堅実なザッケローニの起用法を考えるとこのスタメンが妥当かな、と。
明日はとある体育館でのパブリックビューイングに足を運ぼうと思っています。
日本代表戦の前に1時、4時、7時キックオフの他の試合もあるので、10時頃まで眠気に耐えられるか不安ですが...(笑)