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知っておけば役立つリフォームのこと


■お家の寿命を考えると

リフォームのタイミングについて、水回りからお部屋の中、
そして窓や玄関までお話をしていきました。
今回は、外壁と屋根についてです。

一戸建てのお家では、外壁と屋根のメンテナンスが
必須のポイントになります。

新聞の折込チラシやネット上では、こんな症状がでていると
劣化のサインなので塗装などを検討しましょうという内容が
多いと思います。

ここでは、外壁や屋根が傷んで劣化する理由を知ってもらいたい
と思います。理由を知ることでメンテナンスの大切さについて
おわかりになると思います。

まず、当たり前のことを……外壁や屋根は、お家の外側です。

お家の中とは違って、一日中、一年中、痛めつけられているのです。
その原因は、大雑把にまとめるとお家を取り巻く、気候や環境です。
外壁や屋根を人に関係することに例えてまとめてみました。

・太陽が影響すること
 太陽の光に含まれている紫外線。
 人間なら日差しを長い間浴びるとひどい日焼けになったりするのは、
 誰でも知っていると思います。
 この紫外線をお家の外側で受け止めているのが外壁や屋根。
 外壁や屋根も一年中日焼けをしていると考えてみましょう。

 日焼け止めを塗ったり、日影のある場所で過ごしたり、そもそも
 外出を控えるなど、紫外線を避けることができる人間とは違い
 頑張ってお家を守っているのです。 

 たった一日数時間だけでも紫外線の力は強いことは
 日焼けで皮が剥ける経験でおわかりになるはずです。
 皮が剥けなくても気がつくと 日焼け跡がシミに… 
 
 人間は鏡を見たりすれば、日焼けの状態がわかるので
 すぐにお肌のお手入れをするはずです。

・気温や湿度が影響すること
 朝の気温と夜の気温、一年を通じた気温の変化、
 じっとりと湿気が多い梅雨時、乾いた空気の秋の一日など、
 同じ気温、同じ湿度が続くことは、ありません。

 「今日は暑いからTシャツ」で「寒すぎるから厚着と手袋」
 気温の変化には、衣服などで調節したり、汗をかくなど、
 人間であれば臨機応変に快適さを考えた対応ができます。
 
 外壁や屋根に使われる素材だけではなく、ほとんどの素材は
 高い温度で膨張し、低い温度で縮む性質があります。
 
 ある資料によると日本の気候差は、
  夏=東南アジアの蒸し暑さ
  冬=北欧なみの寒気
 というくらいになるというのです。

 朝昼夜の気温差も含め、一年を通して考えれば
 外壁や屋根の素材がほんの少しではありますが伸縮を
 繰り返していることがおわかりになると思います。

 さらに広く普及している外壁の窯業系サイディングや
 屋根のスレート素材は、年月が経つほどに防水効果が
 落ちていくため、湿気を含みやすくなってしまいます。
 
 湿気=水を含んだ素材は、水の分だけ膨らみます。
 そして、水が蒸発すると、水分が抜けて、元の大きさに。
 この繰り返しが続けば、元に戻ることができず、水分が
 抜けた部分はそのまま隙間に。

 お風呂に長くつかって、指がふやけたことがあるでしょう。
 人間であれば、時間の経過で元通り。また、お風呂で
 温まってから体を洗えば、古いお肌はアカで落とせます。

・雨が影響すること
 ジメジメした梅雨時の雨、いきなりのゲリラ豪雨、とても静かな霧雨。
 雨降りの日が大好きという人はほとんどいないはず。
 
 雨の日は傘をさしたり、ひどい雨ならレインコートを着たり、
 長靴を履いたりしてなるべく雨に濡れないようにするでしょう。

 また雨がやめば、使った傘やレインコート、長靴などは
 干したり、洗ったりとメンテナンスをするはずですが、
 いくら大事に扱っても長年使うと破れてしまったり、壊れたりして
 買い替えることはありませんか。

 外壁や屋根は、雨に対してお家の中を守っています。
 それは、先程の傘やレインコート、長靴と同じ働きなのです。
 年月が経っても、雨を防ぐ道具のように買い替えることは
 できません。

・風が影響すること
 そよそよと吹いてくる心地よい風ばかりではありません。
 そんな風も土埃や砂埃を運んでいます。また海の近くであれば
 風に乗って塩気がやってきます。

 お家の中の空気を入れ替えるのに窓を開けっ放しにした後、
 床や家具などに土埃や砂埃が薄く積もっていることがあるでしょう。
 やっかいなのは、雑巾で大雑把に拭いてしまうと光沢のある家具
 などは、小さな引っかき傷が。

 車を例にすると、風が運んできた土埃や砂埃がボディに
 薄く積もるので洗車できれいにしますが、気をつけないと
 細かい拭き傷がつくことをご存知なはずです。

 強い風の日、海岸で吹いている風が運ぶ砂粒、当たって痛い
 経験もあると思います。

 この土埃や砂埃が外壁や屋根に年中当たって、本当に少しづつ
 ですが、傷をつけていき、防水効果などに影響を与えていきます。

 また、強い風が外壁や屋根に当たると、人間が風に向かって踏ん張るように
 素材が風を受け止め踏ん張っているのです。
 人間なら足をすくわれてしまうような風でさえ、受け止める
 外壁や屋根は、その風の圧力で歪んでしまったり、極端な場合は
 割れたり、剥がれたりしてしまいます。

 暴風警報の基準になる風速25mの風は1㎡あたり約31kgの圧力
 になり、風速55mでは約151kgもの圧力に。
 お家の外壁面積に対して計算をすると、数トンの圧力に耐えて
 頑張ってくれているのがわかると思います。
 
 年月が経って劣化をしてくれば、風に耐えきれずに壊れてしまったり
 剥がれてしまう可能性がとても高くなるのです。

普段、お家の快適な暮らしを守ってくれている外壁や屋根は、
人間のように新陳代謝ができるわけもなく、また環境の変化に
応じて色々な対応をすることもできません。

外壁や屋根は 傷み を点検しましょうと書かれていますが、
外壁や屋根は 痛み として捉えることで、よりメンテナンスの
重要性を感じてもらえるかと思います。

痛みなのであれば、かかりつけのお医者さんがいると心強いように
かかりつけのリフォーム業社を見つけることが大切です。

 

 

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