お風呂をリフォームしたいと思っている方へ

■浴槽のことを少し数字で考えてみる

 

小難しいタイトルからスタートする今回のブログ。
今回お話する数字のことは、あまり気にしていなかったかもしれません。

理想のバスタイムを過ごすには、やっぱり
足を伸ばしてゆったり湯船に浸れる浴槽がいいと、
今までより大きめサイズが選ばれるパターンが。

実は、浴槽を大きくすると、お風呂リフォーム前と後で
ある数字が違ってくるのです。

それは、
   水道使用量=水道代 


浴槽が、今までより少しでも大きくなれば、
当然ながら溜めるお湯の量も多くなります。
小さな差かもしれませんが、毎日のお風呂×1年間まで考えると、

意外な数字になってくるのです。

ここで節約の方法を…ということではなく、
リフォーム後にかかってくる費用として
覚えておけば、浴槽の選び方も変わってくるかと思います。

今のお風呂にどれだけのお湯が溜められるのか、計算してみましょう。
空の浴槽に入って、お湯が溜まる部分の縦と横と深さが何cmかを測ります。

縦×横×深さを計算して出た数字を1,000で割ると、

満水時の湯量が何リットルなのか概算で導き出せます。

例えば 縦50cm、横90cm、深さ60cmの浴槽であれば

50×90×60=270,000 >> 270,000÷1,000=270リットル 

                              が満水の湯量

いつも 8割程度しかお湯を溜めないのであれば
満水の湯量 270リットル×0.8=216リットル という計算です。

試しに1年のうち300日は、湯船にお湯を溜めると


   1年のうち300日 ×216リットル

          =64,800リットル!!!

この数字にお住いの地域の1リットルの水道代を掛け算するれば、
お風呂で使っている1年間の水道代がわかってきます。

では、これからリフォームで考えている浴槽はどれだけの湯量が
入るのかをメーカーが出しているカタログで確認してみましょう。

どのメーカーも 仕様に関することが書かれているページに

掲載されています。

 


                    ※リクシルのカタログから参照しています

素敵な写真が並んでいるカタログの後ろの方にあるページ、それも
数字や図面ばかりでわかりにくいのですが、目を通しておくことが大切です。

もうリフォーム業社が決まっていて、打ち合わせが進んでいるのであれば
候補に挙げている浴槽がどれだけの湯量になるかのまとめをお願いしてみても。

新しくする浴槽の湯量を先程の計算方法に当てはめて
同じように1年間の水道代を見てみましょう。

今のお風呂と新しく考えているお風呂で使う湯量と水道代の差、

気になるようであれば浴槽の選択方法も変わってくると思います。

今回は、浴槽の湯量=水道代 だけに注目しましたが、お湯を沸かすガス代や
入浴時に使うシャワーも含めて考えてみても良いかもしれません。

新しくするお風呂でかかるランニングコストの一部でもわかることは
お金が大きくかかるリフォームでの後悔を減らすことにもなります。

 

 

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