キッチンをリフォームしたいと思っている方へ

 

■使いやすい快適な高さを見つけて

 

 

前回のブログでお料理をする時は、

キッチンの凸凹に合わせて体を動かしているので、

 

できるだけ最小限の動きや負担のない体勢で作業ができるようになれば

さらにキッチンは快適な場所に。

 

とまとめました。

では、どうすればいいのかが、今回のテーマです。

 

まず、最初に今使っているキッチンの高さを知っておくことが大切です。

メジャーがなければ、100円均一のものでも大丈夫、準備しましょう。

では、測るポイントです。

 

1:床からワークトップ(キッチン天板)までの高さ

  各メーカーともに基本的な高さは80cm/85cm/90cmの3種類。

  今お使いのキッチンの高さがどれに該当するかまず、確認です。

  もし、今の高さで腰や肩に負担がかかっていると感じているのであれば、

  高さの変更を検討しましょう。

 

  ・今のキッチンより高くしてみるとどうなる?

  >>ワークトップに雑誌や板を載せ高さを上げ、

       まな板を置いて包丁で何かを刻むような動きをしてみる

  ・今のキッチンより低くしてみるとどうなる?

  >>ワークトップを下げるわけにはいかないので

       ダイニングテーブル(大体70cm)に雑誌や板を載せて高さを上げ、

       まな板を置いて包丁で何かを刻むような動きをしてみる

  こんな方法で快適な高さを見つけてみてください。

 

2:シンクの底からワークトップまでの高さ

     シンクが深い場合、腰を曲げての洗い物作業が増えてしまいます。

  シンクの深さは、シンクの形状によっても異なり、またワークトップの

  高さとも関係してくるポイントです。

  深ければ、水はねが少ない等のメリットが生まれてきますが、その分

  腰を曲げての作業が増える可能性があります。

  適切な高さのシンクはなかなか見つからないかもしれませんが、

  数字だけでも把握しておくことが大切です。

 

3:ガスレンジであれば、五徳の高さ

  ちょっとした高さと思われるかもしれませんが、意外と重要なポイントに。

  ワークトップの高さを上げれば、腰をかがめず、洗い物や包丁を使えますが、

  その分、深鍋の中がのぞきにくかったり、フライパンが振りにくくなったりと。

  

今挙げた3つがキッチンリフォームの際に最も大切な高さのポイントです。

また、あとふたつ忘れずチェックしたいポイントを挙げておきます。

 

4:吊り戸棚の取手、またはいつも手を掛けている部分までの高さ

  今の吊り戸棚の扉を開けるときに、ちょっと背伸びしていませんか。

  背伸びをしない高さが設定できるのであれば、体への負担が軽くなります。

 

5:今使っている換気扇のスイッチの高さ

  換気扇の構造やレンジフードのデザインには気が回るものですが、

  忘れがちなのがスイッチの位置。

  リフォーム後にスイッチが高すぎて、届かないなんてことが実はありがちです。

 

業者との打ち合わせを始める前に、ご自分のリフォームプランのメモとして

これまで挙げてきた5つの高さのポイントを持っていることが大切です。

 

業者側は、あなたが思っている理想のキッチンをすべて思い描くことは

できません。積極的に自分の理想を目指してください。

 

打ち合わせがはじまってしまうと、どうしてもデザインや色、仕様などに

目が行ってしまがちです。出来上がったら・・・・・なんてことのないように。

 

 

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