茨城県自然博物館 | カ素ブログ

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お出掛けレポート中心。科博多め。気が向いたらオモチャのレビュー。

 

もう1ヶ月前の話になりますが、5月5日子供の日。横浜から東横線と東京メトロ日比谷線を乗り継いで北千住へ。日比谷線の転換シートってどのタイミングで転換するんですかね?

 

北千住から東武スカイツリーラインで春日部へ。

 

春日部で東武アーバンパークラインに乗り換え。

 

なんやらかんやらで「愛宕駅」に到着。バス停はどこですか?

 

駅前の工事でバス停の位置が変わってたみたいで、若干迷いましたがなんとかバス停に到着。

乗車する予定の時刻ピッタリにバス停に着いたんですが、バスが遅延してくれたおかげで難なく乗車できました。

 

約15分ほどで自然博物館入口バス停に到着。ゴールデンウイークだからバスも混むのかなと思ってましたが、思いの外降りるヒトが少なくてちょっと安心。博物館も混んでないかもという期待感。

 

バス停から更に1kmほど徒歩移動。天気が良すぎて暑い…。

 

横浜から4時間以上かけて到着しました。「ミュージアムパーク茨城県自然博物館」。まあまあ遠いねやっぱ。

てか入場列が出来てる。ここで「混んでないかも」の期待感は打ち砕かれました。

 

 

前回の来訪は2013年。10年ぶりです。てかあれから10年経つのか…。10年前とは違い現在は事前予約制になってます。

 

 

入場券を購入しエントランスに入るとまず現れるのが「松花江マンモス」の全身骨格。博物館のシンボルマークになっているマンモスです。

 

もう一つのシンボル展示である巨大な「ヌオエロサウルス」の全身骨格。

 

10年前来た時と同様、この吹き抜けに展示されたヌオエロサウルスはやはりインパクト大きいです。

 

上から見る背骨とあばらの連続性が美しい。

 

この天井にある色々な展示物も懐かしい。こういうところはちょっと「科学館」ぽさもある気がします。

 

曲線で構成された通路の両側に各展示室がある独特の館内。この館内がもう一度見たかったのも再訪の理由のひとつでした。

 

 

10年前には無かった「ダンクルオステウス」の実物大模型。どこかで見た気がするなと思ったら科博の特別展で見てました。ここで常設になってたんですね。

 

て事でいろいろと展示を見て回っていきます。

 

 

第二展示室の恐竜コーナーに来ると行列が出来る程の大混雑。途中まで入ってみたんですが、行列が動く気配が全く無いので一旦離脱。時間を開けて後でまたチャレンジする事に。

 

通路から見える展示物がまたイイ。

 

 

このとんでもなく巨大なマンボウの剥製も懐かしい。てかマジでデカいなホントに。

 

シーラカンスは最近沼津で見たばっかだったので、ここでも興味を引かれてかなりガン見状態でした。

 

この展示もこの博物館特有で印象に残ってました。面白いホント。

 

この「森林の生態系」のジオラマも相変わらず見事な密度。

 

 

 

河川から海の生態系を現す水槽。スロープ沿いに緩やかに下っていく構成も非常によく出来ています。

 

河川や湖沼の岸から水中をひとつの画角の中で見れるのも面白いし、水中に本物の魚、岸辺の生き物は剥製なのがまた面白い。

 

海洋生物の剥製いろいろ。

 

 

第四展示室のテーマが動植物の生態や繁殖についてなんですが、あらゆる動物が狩りをする描写を再現した剥製があってこれも面白いですね。他の博物館でもたまにありますけどココは点数が多い。

 

 

繁殖という部分では動物の子育てにもスポットを当てています。可愛いけど剥製と思うとちょっと複雑…。

 

 

 

頃合いを見て再度恐竜コーナーに突入。まだ混んでたけど行列にならんだらあっという間に後ろに列が出来て出られなくなっちゃったんでそのまま進む事に。

 

この恐竜ロボットのいる展示室がとにかく混んでてみんなここで自撮りする順番を待ってるようでした。一人参加の身としては若干ムムム…なんですが、まあ仕方ないGWだしね。

 

「ティラノサウルス」のロボットが10年前と変わってて驚きました。羽毛付きVer.になってる。子供いたっけ?

 

なかなか近付けなかったので遠目から望遠で。たてがみ風のアレンジでちょっとカッコいい。

 

10年前の写真を漁ってみたら子供じゃなくティラノの狙われる小さな草食恐竜がいました。ティラノはかなり茶色っぽい体色ですね。

 

トリケラトプスが加わってティラノの位置構成も含めガラッと変えられていたんですね。10年のあいだにこんなリニューアルがあったとは。

 

「トリケラトプス」のロボットもかなり良く出来ています。かなり緻密な体表表現。

 

ティラノサウルスの全身骨格も懐かしかった。近くだと眼孔の穴がよく見えないのでもう少し距離を取りたいんですが、ヒトが多くて無理でした。

 

この辺の標本も若干構成が変わっているようでした。奥の「ランベオサウルス」以外は10年前は展示されてなかった標本です。

 

「アクロカントサウルス」の頭骨も以前には無かった標本です。

 

「トリケラトプス」の産状標本。所々にラベルが貼られていたので実物化石と思われます。博物館の収蔵品検索に無かったので常設では無いのかな?

 

その他古生物関連の標本がいろいろと。

 

 

取り敢えず一通り身終えて恐竜コーナーを離脱。この展示室だけ導線が敷かれていてとにかく混雑してました。恐竜人気すごいね。

 

ティラノサウルスの足元に「デイノケイルス」の骨格・復元・羽毛付き復元の三竦みがいるんですが、羽毛付きはどう見てもスズメ。まあ実際は分かりませんからね。こうだった可能性も大いにある。

 

ここまでで約2時間弱。さすがにちょっと疲れてきました。見るべきモノが多すぎる…。

 

少し休憩を取った後、開催中の企画展を見学。

 

自然界の持つ「色」にはどんな意味があるのか?というテーマの企画展。

カラーチャート順に多様な動植物の標本が展示されていて、けっこうコレって画期的な展示ではと思いました。

 

そんな中個人的に目を引いたのが「ウチワフグ」というお魚。黄色いし不思議な形だし、すごいね自然界って。

 

ボブキャットの剥製が可愛すぎてホントに剥製か?の後ろは明らかにぬいぐるみのイッヌ。剥製郡の中に突然ぬいぐるみで斬新。

 

企画展を身終えてヌオエロサウルスの肋骨の下でまた休憩。イイ眺めだわーココ。

 

足元にはティラノサウルスの産状標本。イイわあーココ。

 

でもまだまだ展示物がある。終わらない茨城県自然博物館。

 

 

 

 

 

10年前ぶりのイバハク(勝手な略称)。展示物のボリュームがハンパじゃなくじっくり見るには1日じゃ足らないです。以前来た時も最後はヘトヘトになってた事を現地で思い出しました。

 

 

今回はゴールデンウィークでかなりの混雑ぶりでしたが、また来る際は平日に落ち着いてゆっくり見て回りたいですね。

とは言え10年ぶりの再訪で非常に楽しかったです。