カ素ブログ

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お出掛けレポート中心。科博多め。気が向いたらオモチャのレビュー。

 

 

朝から青い京急に乗れてウキウキのオジサンでした。

 

という事で上野に到着。

 

特別展「大哺乳類展3」を見るために久々に朝イチで科博に来ました。

平日金曜日、開館の30分前でしたがすでにそこそこの行列が出来てました。改めて科博の人気の高さを思い知らされる。

 

開館時間の9時になった頃には更に行列が長く伸びてました。特別展とは言え平日でもこの状態。ちょっとナメてましたね。

 

開場後も当然大混雑してますが、しずしずと展示を見て行きます。

 

2019年の「大哺乳類展2」から5年振りという事で注目度も高かったと思います。親子連れがとにかく多かった。

 

 

 

今展のテーマは「分類と系統」。あらゆる要素を元に哺乳類をグループ分けする事で見えてくるそれぞれの関係性を探るというものです。

 

んで前回の哺乳類展もですが、今回もとにかく展示数が半端ない。

 

 

骨格、液浸、そしてとにかく剥製。もう目眩がするほどの展示数です。

 

 

 

 

 

 

 

そして展示数に匹敵するほどのヒトの多さ。特別展が始まって1ヶ月以上経ってもこの混雑ぶりです。

 

今展一番のクライマックスと言える哺乳類大行進、或いは大パレード。他の博物館でも複数の標本が一方向を向いて展示されているパレード形式の展示を見ますが、ドラマ性が感じられて好きです。

 

お猿チーム。

 

鹿と牛チーム。何となくチーム分けされてるのもイイ。

 

 

空飛ぶ鯨類チーム。

 

カッコよ。

 

「大哺乳類展2」の時に撮った写真を改めて見てみましたが、その時よりも展示数が増えている気がします。実際どうなのか分かりませんが。

 

 

 

 

いやはや壮観。コレ準備する手間を考えると気が遠くなりますね。自分だったらやりたくないもの。関係者の方々、ホントに尊敬しかないです。

 

パレード展示は裏側にも。2車線使っての大行進。

 

 

 

 

前回に引き続きミナミゾウアザラシの「みなぞう君」も健在。

 

改めて見るとホントデカイ…。

 

「みなぞう君」は地球館が出来る前の科博では常設展示されてた記憶があります。

個人的には子供の頃に見た時のインパクトがすごく強く残ってて、こうした特別展で再会するととても懐かしい気持ちになります。

 

ハッキリ言おう。展示数が多すぎて会場が狭いよ。ヒトが多すぎて通路がギュウギュウ状態です。

特別展の内容によってはもう少しキャパのある会場に変えてもいいのではと、勝手ながら思ってしまいました。入場料金も高くなりそうですけど。

 

 

 

「分類の系統樹はあくまで”仮説”で現在でも種の定義は揺らいでいる。まだまだ未知の哺乳類がいる。」という締めのパネル展示がロマンを感じられて良かったですね。

 

大混雑で正直疲れましたが、相変わらず期待値を軽々と越えてくる特別展でお腹いっぱいになりました。

ありとあらゆる標本を展示する事で分類と比較が非常に分かりやすく解説されていて、気付かされる事も大変多かったです。やっぱ科博スゴいわ。

 

同時開催の企画展「知られざる海生無脊椎動物の世界」。これまた非常に混雑してましたが、頑張って見て回りました。

 

企画展の時は日本館の中央ホールにも展示がされる事が多いですが、今回はホール内に丸く囲みを作りその中に展示するという今迄あまり見た事の無い感じになってました。なかなか新鮮。

 

円形の壁面にはそれぞれの「門」によって分類毎に無脊椎動物の形態が示されています。

 

非常に微少なものから見た事のあるようなものまで、様々な標本がパネルの解説に合わせて展示されていました。液浸多数。

 

大きな標本も多数。企画展の方も何げに展示物が多くて一つ一つじっくり見て行くとなかなか時間が掛かります。

 

写真は中央ホールの展示の一部ですが、当然企画展示室にも多数の展示がありました。

今回の企画展は特別展にも繋がる内容でセットで見るとより見識が深まる感じで非常に良かったです。

 

 

上の特別展、企画展ともすでに終了しています。あしからず。

 

 

 

 

時間は14時。この日は科博の他にもう一つ行きたい所があったので、歩き疲れた脚を引きずってゆるゆると向かいました。