今年もよろしくお願いいたします。
12/14
早起きして宿を出て、何十年かぶりに志布志へ向かいます。
まだ明けやらぬ油津からの始発列車。お客さんは私だけ。
朝からおなかの調子が悪く何度もトイレへ。
日向大束に交換設備があります。
福島今町に交換設備があります。
朝の時間帯にしてはお客さんがパラパラ。志布志まであと二駅ですが私にとっての‘日本3大車窓’はここからです。
あの島は岬で、実はあのホテルに泊まったことがあります。
フェリーもやってくる港が近づくと終着駅も間近。
超シンプルな志布志駅。
海側にはかつて大量の側線と機関区がありました。その名残りの広場。
行き止まりの線路、かつては手前に志布志線と大隅線が伸びていました。
今では本線1本のほか側線が1本。保守用車が留置されています。
昨日都城から志布志経由で油津行きも考えたのですが旧志布志線の代替バスが無い!沿線には市が誕生し高速道路も開通し和牛の一大産地なのでふるさと納税の恩恵を受けているはず。近隣以外の観光客が来なくても問題ないのかも?
というわけで来た列車で折り返します。実はおなか不調が続き景色どころではない。これからあちこち降りようと計画しているけれどトイレが無いと不安。
しばらく進み、突然ATSの警報が鳴り響き急停車。日向大束駅手前で、動物と接触したのかと思いましたが、交換相手の下り列車が空転を起こし立ち往生しているらしい。
20分ほど止められて運転再開。
12分遅れまで回復し、内海下車。
南国ムード満点なのですが余裕が無く、コンビニを目指します。
名前の通り穏やかな湾に船が係留されています。
コンビニが開いていなくて自販機で命の水を購入。
下り列車に乗車し、トイレに駆け込み降りる予定の伊比井を過ぎてしまいましたが、交換の北郷で折り返しの上りに乗ることができました。北郷が島式ホームでなかったら1時間以上のトイレ難民でした。
当初の計画では海が最も近い小内海駅で降りる予定でしたが、駅通路工事中で周辺にトイレも店もなく不健康な状態で降りるにはリスクありすぎ。
ホントは青島まで行って安心したいところですが一つ手前で下車。
ここに何があるわけでもないですが未下車の駅なので降りてしまいました。1.1キロなら歩けるでしょう。
途中洗濯岩の海岸がチラチラ見えますがこの微妙な距離、寄ってみるほどの余裕がない。
砂漠の中のオアシス、地元のスーパーです。事なきを得て、喜びのあまりビールも購入。
青島駅はすぐ近く。
生きている駅と思いきや無人でした。でも観光客向けに案内や手入れは怠りなく一安心。
観光客向けに土休日は「海幸山幸」がやってきますがここと宮崎か空港間にもう一つ欲しいところ。
ブランチでいただくのはカキフライときびなご天。駅構内の風景もごちそうです。
出発時刻が近づくと地元客や観光客が集まりしっかり利用客がいる感じでうれしい。
南宮崎の跨線橋から。赤い車両が無くなって地味に。
都城方面から普通列車が到着。左は日南・空港線系統で合流して単線で宮崎へ向かいます。
大淀川を渡って宮崎へ。
県都にふさわしい外観の駅。かつては上下線で改札口が分かれていました。単線途中駅のイメージを払拭したかったのではないか思ってしまいますが、今や構内の商業施設も充実し、にぎわっています。
西口にはアミュプラザもできて便利に。
駅の規模とは裏腹に、単線に単行気動車。
かつての栄光を感じられる博多からの特急「にちりんシーガイア5号」で旅を締めくくります。
ここからは特急料金不要なので18きっぷで乗車。
天井に面影が残るかつてのビュッフェ車。
改造のためシートピッチが広い。
思い残すことはありません。いいお湯だったなあ。
当たりをつけていたお土産をポイントで購入し、帰りは窓側が割り当てられていました。
成田着は若干遅れまして予定していた快速に乗れず次は1時間待ち。
いい時間にN’EXがありました。
JREポイントで割引率も大きいので快速を待たずに直帰します。
次のイベントはJR武蔵小杉綱島街道口開業。人込みを避けたいときに使ってみよう。
(終わり)