発達ゆっくりで医師の診断済みの5歳年中の娘。
厄介な特性持ちな娘の習い事失敗話です
定型発達ママにとっては別世界の話だと思いますが、うちの子がこんなんじゃなくて良かったーってマウント取りながら笑ってください
発達ゆっくりが判明し、療育探しを始めたころ。
なかなか療育先が見つからず、時間だけがすぎて焦っていました。
この空白の時間に習い事をさせたい私は、めげずに情報収集していました。
『発達障害がある子でも、出来る習い事』
で、検索魔になる日々。
我が子に発達遅滞があるってことは、実の親にだって言えなくて、ママ友や会社の同僚にも当然秘密にしていました。
だから、私の情報源は全てネット上
ヤ◯ー知恵袋での健常児ママのマウント見てはメンタルフルボッコにされる日々。
1人で出来る習い事が良さそうだと、ネットの情報には書いてある。
単独で励めるスポーツだと、娘が脱落したスイミングと体操がおすすめされていることが多くて、どうしたもんか。
娘みたいに、一斉指示が入らなくて、他の子の真似をせずに好き勝手動き回るタイプの子は、運動系向いてないよね
というわけで、勉強系を始めることにしました。
勉強なんてもっと無理だろ
って今ならわかるんですが、当時は期待しちゃってたんですよ
発達ゆっくりちゃんに公文が良いってネットで見たので、早速近所の公文教室に電話しました。
電話に出てくれた先生に、見学希望を伝え、まず先に娘に発達遅滞があることを伝えました。
「娘は発達が少しゆっくりで、指示が入らない特性があるんですが大丈夫でしょうか」
って伝えたところ。
それまで愛想よく対応してくれていた電話口の先生、急に困惑し出す。
「えーと。。。そうですかあ、うーん。。。」
って、悩み出し、5分くらいゴニョゴニョ話して、最終的に受け入れられませんって断られました。
娘の状態を見てもいないのに
発達に難ありって伝えただけで、もう拒絶モード全開でしたね。
言い訳としては、小さい教室で先生も1人しかおらず、発達障害に関する知識がないのでそういう子に構ってあげることができない。
基本的に、座って1人でプリントを進められる状態の子じゃないとうちでは無理です、とのことでした。
発達障害児イラネの洗礼、初めてくらいました
今までは、なんだかんだ最初は受け入れてくれて、やってみて向いてないから辞めてください、のパターンだったけど。
まあそれは、まだ未診断だったし発達障害児かどうかもわからない状態だったけども。
娘がどういう状態かも全く見ずに、電話だけで受け入れ拒否されたのは、さすがにショックでした
断られた際に、公文の先生は、別の大きな教室を紹介してくれました
うちから少し遠いけど、大きい教室だから、曜日によっては受け入れてもらえるかもってことでした。
もうオチは見えてるんですが、その大きな教室も、電話で断られました
理由はなんだったか、ショックで詳細覚えてないんです。脳が辛いことを忘れさせようとしてくれてるのか
結局、近隣で通えそうな教室はその2つだけだったので、諦めました。
世間は、
発達障害=普通と違う
普通じゃないから、一律受け入れられません。
発達障害っていっても1人1人特性は違うのに、そこは見てくれないんだな。
今なら、娘に公文なんて絶対に無理だってわかるんですけどね。
でもさ、その時はまだ障害受容なんてできてなかったし。
なんなら今だってできてない。
保育園でもお出かけ先でも、定型児をなるべく視界に入れないようにしてるし。
同じような子たちしかいない、療育のみの優しい世界にいるから、時々娘は普通なんじゃないかって錯覚する時がある。
でもさ、やっぱり全然普通じゃないよね
普通の5歳ってさ、もう小さい大人みたいな...ちゃんと人間だよね。
娘は赤ちゃんみたいだもん。
喋り方も独特だし、会話ができないし、独り言ばっかり。
未だにお出かけではベビーカー乗ってて、体デカいからお察しな感じだし、多動もあるから常に体の一部を動かしていて不気味ちゃんだし。
字もろくに読めない、全く書けない、0歳から続けていたこどもちゃれんじだって、年少でついていけなくなって辞めたし。
(キッズワークってやつが全くできなかった)
私たちが生きている定型発達の世界では、この子は邪魔な存在なんだなって思い知りました
それでも、どんなに変で異様な娘でも、私にとっては可愛くて可愛くて大切な娘なんですけどね