七尾市と金沢市へ | TGMの考古学

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今日は朝7時から可動し、同僚と七尾市と金沢市の旅へ出かけた。

一箇所目は七尾市。
富山県高岡市高岡城跡詳細調査で新発見された石切場の見学へ。
海へ入るつもりでハーフパンツ装備だったのに、まさかの護岸工事で石切場までたどり着けず。
前よりも良い写真が撮れたが、実際のモノに触れられなかったのは残念。
そのあとは、周辺の神社散策。
景色は本当に素晴らしかった!
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その後は、のと里山道を通り金沢市内へ。
昼は山側環状線通りにある印度家のランチメニューでお腹いっぱいになった。

13時30分から武蔵ITプラザの6階で早稲田大学の長谷見教授の講演会を拝聴。

建造物について詳しい話を聞くのは初めてだったが、今話題の防災と文化財の話は非常に有意義でした。
特に住居の焼失実験はかなりインパクトがあった。

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印象に残ったのは、以下の点。
①伝建地区で火災が起きた場合は、初期探知、初期火災が一番肝であること
②消火に必要な防火水槽を、伝建地区に作るだけなく、水路、用水、河川の水量を利用する観点が必要であること
③土蔵に対して通常の消火活動をすると、放水の圧力で壊れてしまうこと
④伝統建造物は工夫次第では耐火構造にできるが、法整備等が今後の課題であること

今年はイベントが多いので、市内の文化財について造詣を深める必要があり。今後も幅広く知識を吸収したいと思います。