あっという間に
22年も経ってしまって、
あまりの時間の流れの速さに
愕然としてしまうのですが、
あの日の出来事は
記憶力がめっちゃ悪い
懲りないおじさんも
とても明確に思い出してしまう
衝撃の出来事でした。
2001年の9月11日
夜9時過ぎに、
翌日から出発する予定の
TAYLORギター工場への
見学ツアーの準備で
スーツケースに
荷物を詰めていた時
その一報は入りました。
その年すでに3回ほど
ニューヨークを訪ねていた
私的に、とても現実として
受け入れ難い画面の向こうの景色に
ただただ絶句をしたのを
覚えています。
もちろん翌日のフライトは
全てキャンセルされ、
TAYLORの工場への
ファクトリーツアーも
当然のことに中止となり、
ようやく翌年、
ニューヨークを訪れるまで
アメリカ行きの出張は全て
キャンセルとなりました。
直接の友人で
被害にあった方はいませんでしたが、
アメリカの親友の奥様の
アメリカン航空の
同僚スチュワーデスさんが一人
犠牲になりました。
そしてあの日
あの場所に居合わせて
人命救助をした人の多くが
がんの発症やPTSDなどで
未だに苦しまれていると知り、
本当にただただ
胸が締め付けられます。
犠牲者やそのご家族に
心からお悔やみを申し上げます。
暴力は暴力の連鎖しか生み出さず
暴力や軍事力では
何も解決しない教訓は
コレ先の時代に生かさなければ
ならないと思います。
p.s.
AC/DCで「Hells Bells」