インスタグラマー/ギタリスト
としても有名な
ブラジル人ギタリスト
マテウス・アサト。
最近ではブルーノ・マースの
サポートなども勤めていて
ほんと。。。あっという間に、
出世しましたね〜笑
とはいえ確か去年も来日して
下北沢のガーデンで
ライブをしていますし、
自身の活動も
盛んに行っています=
そんなマテウス・アサトの
シグネーチャーモデルの
ディストーション/オーバードライブ。
Jackson Audioという会社の製品で
名前は「Asabi」
ファンの皆さんは
早速手に入れて
試していると思うのですが、
遅ればせながら
リポートです=笑
ちなみにこのペダル、
内部トリムの調整や
基盤交換によるアップグレードも
出来るみたいで、
更に。。。ストンプペダルで
ドライブモードを切り替え出来たり
ゲインを調整できたり。。。と、
つまみの数の数十倍、
いろんな音がてんこ盛りで
詰め込まれていて
見た目以上に内容の濃い
製品でございます=笑
まずは最初のアンバーモード
これはヴィンテージマーシャルを
意識したサウンドと言う事ですが、
赤色LEDを2つ使用、
波形の上下を
対照的にクリップさせていますが、
赤色LED独特の
エッジ感のある
元気で前に出る感じは
私は大好きです==
次にグリーンモード
これはチューブスクリーマーを
意識したチューニングが施され
2つのシリコンダイオードを
対称に使用しています。
セッティングにも寄るかもですが、
私の印象的には
TS-9と言うよりも
808系の印象でした。
さらにブルーモード
これは2つのシリコンと
1つの赤色LEDを使用して
あえて上下非対称に
歪ませるサウンドで、
とてもアグレッシブに
暴れた感じが印象的です。
そして最後に
マジェンダ
*写真だとわかりにくいですが。
これはTimmyやKing of Toneを
意識した音作りとのことで、
4つのシリコンダイオードで
波形の上下均等に増幅することで
スムースなドライブサウンドを
得ることができます。
さらにギターのボリュームに対する
追随性もなかなか良い
反応ですね=
そして次にこれは
サウンドの要となる
オーバードライブサウンド。
これは、比較的ローカットの少ない
変にコモった感じにならないサウンドで、
ディストーションの前段階で
とても効果的なドライブの
促進剤になりますが、
私の場合だとトーンは基本フルアップか、
ちょっとだけ下げた感じになりました。
さらにMIDIも
使えるみたいですが、
それはやってません=笑
その他、2つのペダルを
同時に押す事により、
足でゲインをコントロール可能なのも、
特徴の一つです。
1回でリードゲインの25%
2回で50%
3回で75%
4回で100%と、
それをサイクルする設定になっていて、
繰り返しコントロールが可能です。
このゲインコントロールは
ライブの本番中での
とっさの場合も、便利ですし、
逆にソロを弾きながら足元だけで
段階的にゲインをアップさせたり
ダウン出来るので、
よりインプロビゼーションの
表現力が高まるのかもしれません。
p.s
そんなマテウス・アサトを
最初に見た頃の画像があったのでどうぞ=
「Empty Hands」