私は2月から友人のスカウトにより,福島県浪江町と,南相馬市において主として山間部の除染作業に携わっていますが,そこで現実に見た事を皆様にお伝えしたいと思います。
私自身は直接的な作業に当たるものではなく,作業員を宿舎である福島県いわき市の湯本町からマイクロバスに乗車させて各作業場に輸送する運転手としての業務が主でした。
環境省からの直接請け負っているのは,建設ゼネコンである安藤・間組からの二次受けの会社です。
午前7時には元旅館である宿舎を出まして,上記二か所の作業場に作業員を搬送するのですが,現場作業と,作業員の実態を暴露したいと思います。
結論から述べる事は,除染作業に経費を掛ける事ほど馬鹿らしいことは無いと言う事です。
地元の政治屋・私利私欲だけの動機で新設した三次請負業者の杜撰な権益だけの為に意味の無い巨額の資金を投入する事自体が,避難区域の住民を愚弄するものである事が現場を見ると明白に理解できます。
除染した後に残る廃棄物の処理法についても未だに明確となっていないにも関わらず,山林・田畑・集落周辺の除染により生じた放射線残土の処理は将来にかけて悔いの残る問題となります。
国・東京電力は,避難区域の住民・事業者に対して正直に説明するべきです。
住宅地・田畑等の除染だけでは全く意味が無いのです。
山間部・河川の全てを除染しない限り,後50年以上は除染完了地域も再び放射能汚染に晒されるのは間違いありません。
四年前の原発事故により,汚染地域の住民・事業者の日常が突然奪われたのは事実です。
テレビ報道で見るのと,現実に現場を見るのでは段違いにショックを受けます。
現場を警戒している警察官も福島県警察以外から応援して勤務しているのです。
学校・警察署・コンビニ・パチンコ店・ラブホ等本来にぎやかであるべき施設の電灯が全て消えていますが,交通信号機は日常と変わりなく作動しているのも,何故か不気味に見えるのです。
その様な現状を見ると,私としては気の毒を通り越して唖然とするしかありませんでした。
はっきり言いまして,除染作業の経費を被災者が,他所での生活援助金として交付するべきだと考えます。
除染作業地域は全て国家が買い取り,後50年間は立ち入り禁止措置を取るべき事が現実的な計画だと考えます。
いくら国が除染完了を宣言しても私だったら絶対に自宅には戻りません。必ず想定外の放射線障害が発病すると自信を持って言えるからです。
それから,除染作業に携わる作業員も元暴力団員(多分にして現役もいるかもしれませんが?)前科前歴多数者等が多いと推察できます。
作業意欲が全く無いか,またはいい加減に遊び根性で作業を行っている者も多数存在します。給料日にはパチンコなどのギャンブルに励み,奇知外のように金を浪費し,作業日を無断欠勤するのも普通に見受けられるのです。
喧嘩・口論は普通に有り,中には宿舎周辺の住宅から窃盗行為により地元警察に逮捕される者まで居る始末です。
噂によると,タコ部屋的な暴力で作業員をコントロールしている三次受けの事業所もあると言います。
この様な事情ですから,周辺住民から偏見の眼差しを受けるのも当然の事なのです。
今や除染作業は利権のシステム化しています。後10年は巨額の資金が投入されるのです。
皆様!その資金は東京電力管内の事業主・住民が負担するのですよ。
中央・地方を問わず政治屋の利権として闇の世界に流れるのです。
利益を得るのは,ゼネコンと政治屋だけです。
綺麗事を羅列しても現実は変わりませんので私は正直に述べました。
結論!除染作業は即刻中止し,被災住民と被災事業主に適正価格を上回る補償を以て汚染地域を国が買い上げるべきです。
その方法が汚染物質の保管場所確保と経費の節減を図れるばかりか,電気料金への上乗せも防ぐ事ができるのです。
報道だけでは計り知れない現実の福島原発事故の現状を述べたまでです。
以上です。