本日、療養6日目。
麦茶&コーヒー&紅茶を、毎日たっぷりとってます。
のどが渇くと咳き込むからで、咳の抑制のため、常に水分補給をしています。
本調子、ではまだない。
動くと頭痛とふらつきが常。発熱中はなかったのに。
食欲はないけれど、お腹は空きます。
体調不良時、私は常に『ジャガイモのお味噌汁』。
今回もしみわたる感じに、とてもほ~~っとしています😊
*
突然、やってきた療養生活。
何かしたくなってきたので、ノートにメモしていたことを記事にしていこうと思ってます。
孤食がルールの職場。
なのでランチタイムのあとは、散歩・用事・読書の三択。
で、ある日の読書で、思ってもないものに出会いました♪
読んでいたのはこちら。
■なつかしい時間 長田弘 岩波書店
こちらの本、昨年記事にしています。
まだ読んでいまして。
複数の本を平行して読むので、そうなると図書館が優先され、購入本は後回しになるんです。
こちらの本を手に取るきっかけは、名木田先生のある言葉がきっかけ。
それはかつてあった公式ファンサイトでのこと。
ファンのFINALに関する質問に、先生が返答の書き込みをして下さいました。
回答内容は、FINALのあとがきとほぼ同様のようで少し違って、詳細で丁寧なもので♥
優しくてわかりやすくて、先生らしい言葉がどれも素敵できらきらしていました。
なので何度も見に行き、それならいつでもみられるようにと出力しました。
そちらを今も大切に持っていて、もう何度も目を通していて、すっかり覚えてもいます。
『ある詩人がいわれたように<風景は時間です>』
質問の回答の中で、先生はそのように言葉を残されました。
引用をされることがとても珍しく思い、強い印象を残しました。
調べたのは昨年。
以来、その詩人は長田弘さんで書籍はこちらかな、とずっと思っています。
そちらの本を、最近また読み進めていきましたら。
長田さんが長い旅でのことを執筆中に、胸にずっとあった詩です、と紹介されたのが、こちら。
***
「戸外へ出かけていった一人の子どもがいた」 『草の葉』の詩人ホイットマンの詩
毎日、戸外へ出かけていた一人の子どもがいた。
そしてその日、最初に目にしたものを、子どもはじっと見つめた。
すると子どもは、じぶんがじっと見つめたものになった。
そしてその日中、あるいは、その日しばらくのあいだ、
いや、何年ものあいだ、いや、ひろがりめぐりゆく歳月をとおしてずっと、
子どもがじっと見つめたものは、その子どもの一部になっていった。
***
読みたかった『詩人ホイットマンさん』の詩です。
キャンディキャンディに登場する庭師のホイットマンさんの名の由来は、詩人のホイットマンからではないか、と私は思っていて。
なぜなら、名木田先生は詩人でもあり、詩に造詣が深いから。
だから偶然、長田さんの書籍で出会えて、びっくり&ラッキーでした。
長田さんは、『戸外へ出かけていって、風景をじっと見つめることを覚える。そして、自分がこの世界の一部であるということを学んでゆく。そうやって、風景のなかに自分のあり方を見いだすことで、人は、日々の生き方の価値観というべきものをつくってきました。』と続けて述べられておられます。
似たような感じのことがあったなあと、多くの方は経験があるように思います。
広くて大きなものを知ること・感じることで、自分の小ささを思い知ることは、成長過程において大事だといいますよね。
そして、大人になってもそう思うことって、結構ありますしね。
そう思う機会があるのって、いいことなのだと思ってます。
そしてね。
『詩人ホイットマンさんの詩』が長田さんの書籍にあったことで。
もしかして、先生はこのことを想定してあの質問に答えたのかも??と思ってしまった。
「風景は時間です」、から、詩人・長田弘さんの書籍にたどり着き、その書籍にホイットマンさんの詩があったのだから。
いつもの考えすぎかもですが、結果そうなったので🍀🍀🍀🍀
詩人の感性がつまった書籍は、ゆっくりかみしめて読んでいます。
なので、今もやっぱりのんびりと進んでいます。
そうこうしているうちに、また読みたい本がでてきちゃいそうなので、今の休みのうちにラストまで行けるようコツコツしようと思います。
先日のナラの木の青いどんぐりたち。キャンディもポニーでみてますね。
過去記事ありました。
** 今週だけのおまけ **
こちらがプリントアウトした一部(完全マナー違反、削除予定です)
投稿日が2010年12月1日、FINALの約1ヶ月後。
質問への回答が、本当に素敵なんです(うっとり)
サイトが閉鎖されるなんて思ってもなかったです。
新刊の紹介、データベースも整っていて、愛のあふれたファンサイトでした。