話はさかのぼって、EV生活スタートのお話。

2021年の夏ごろ、「車を買い替えるならEVを試してみるか」となんとなく思っていたところ、妻と横浜の日産グローバル本社でリーフに試乗。なめらかさ、静かさ、力強さで「EVもいいなぁ」。

縁とは不思議なもので、追浜のGRANDRIVEでアリアの試作車への試乗機会にも恵まれ、この時点でEVしか選択肢にはなくなっていました。

 

 

ということもあり、予約したのが日産アリア。現有車の車検を通し、次の2023年の車検までほぼ2年あるタイミングで申し込み行ない、予約金まで払ったのですが、なかなか納車日程も決まらず、結局もう一度車検に通す羽目に。それに嫌気がさしアリアをキャンセル。

代わりにと触手を伸ばしたのがVolvo C40。当時、自動車部品のひっ迫もあり、試乗車が潤沢に用意できない?などもあり、新しい売り方ということで、ネット中心の販売。試乗は青山のボルボスタジオなど、限られたところでのみ可能。

妻と青山のおしゃれなボルボスタジオにお出かけ。車の紹介などはボルボの社員が対応してくれるが、青山のスタジオでは売るわけではないので、売り込みは全くなし。(ゆったりと車を見ることができて好感度大!)

試乗で対応してくれたのが、ボルボに委託されたプロのドライバー。ここが味噌で、ボルボの社員ではないこともあり、他社のEVや車全般の知識が豊富。他社と比較して何が違うか、ボルボの〇と×をつぶさに語っててもらえ、輸入車初めての筆者は非常にありがたかった。自分たちで売り込まず、第三者の意見を聞かせながら、ボルボの良さをアピール。これだとみんなやられてしまうじゃない!

ボルボもなかなか商売上手。

で、試乗の印象ですが、止められた車に乗り込んだ瞬間、青山通りにいるとは思えないぐらいの静粛性。首都高速に上がり、道路のつなぎ目部分を越えるが、振動のおさまり、乗り心地の良さから「これってエアサス?」と質問。スタジオでピレリ P zeroの20インチタイヤを履いているのを見ていたので、とてもスポーツタイヤの車とは思えずの質問。

(サスはコイルバネ、ダンパーも電子制御じゃありません。)

また、加速は406PS、660Nmのモーターで、スポーツカー顔負けのダッシュ。脳みそが置いて行かれそうな加速を体験。

試乗から戻って、「如何でしたか」というボルボ社員の第一声に「うちの近所のボルボディーラーを紹介してください。」と、買う気満々の返事。

EVって、なめらかで、振動がなく、力強いので、刺さってしまう人は本当にメロメロになります。

妻も快適さ、他とは違うという先進性で、「次もEV一択」と言っているぐらいです。