アルジェリア1959―この映画のサブタイトルです。
フランスがアルジェリア植民地政策のなかで、
山間の村々で反乱軍と戦う兵士たちの|なやみ|を
描いた、かなりまじめな映画。兵士たちの戦争観とスパイと
暴力を細かく描きながら、残された小さな解決のみちに
もがいているサマが描いてあった。じっくりと現場に足場を
おいているから、少々乾いたシーンもあるが、なんのその―
主人公の若い中尉は走る。これじゃ戦いそのものを
ドゴールに異議を伝えるしかない。ぎりぎりいっぱいの
カメラが戦場の兵士たちの全身をなめまわす、も少し早い
時代のなかで見たかった。いまイラクにいる若いアメリカ
兵士たちにも見せたい、そんな感動的な映画です。
