どうした阪神タイガース(その2)
阪神タイガースは昨日の千葉ロッテ戦の敗戦で、ついにセントラルリーグと交流戦の「ダブル最下位」になってしまいました。
そんなタイガースのチーム状態を象徴するようなプレーが8回表に起きてしまいました。
マートン選手が1アウト2塁の場面でアウトカウントを勘違いし、自らがキャッチしたボールをスタンドへ投げてしまったんです。
当然、ランナーはタッチアップし3塁へ進み、ボールが還ってこないことを確認して本塁へと生還しました。
雨が降っている中での試合だったこともあり、ゲームに対する集中力がなくなっていたのだとも思いますが、マートン選手自身、自らのバッティングのことが気になってしようがなかったのかもしれません。
打つ時に足を少し上げるバッティングフォームに改造したこともあり、昨シーズンのように「打ち出の小槌」のようにヒットを量産できていない影響が少なくないのでしょう。
昨シーズン、プロ野球シーズン最多安打記録を更新したものの、「もっと打球を強い力で弾き返したい」という思いから打撃改造をしたマートン選手でしたが、今シーズンはなかなか思うようなバッティングができていません。
僕は、昨シーズンヒットを量産するコツを得たマートン選手が、今シーズンは長打を打つコツを得たいと思ったのだと思いますが、今シーズンが終わったらメジャーリーグへと復帰する青写真を描くためにやった打撃改造のように思えてなりません。
非常に厳しい言いかたをすると、チームが優勝へ向けて一丸となって戦わなければならない状況で、シーズンが終わった後のメジャーリーグ復帰を目指している選手が一人でもチームの中にいるとどうなるか、一人だけ向く方向が違っていればどうなるか、もう出る答えは一つなのではないでしょうか?
奇しくも、去年のオフにタイガースの生え抜きの、僕がタイガースの中で一番好きな選手である檜山進次郎選手が、「来年(今年のことです)優勝できなかったら、このままの状態では元の弱いタイガースに戻ってしまう」と危惧していましたが、はからずも今のタイガースのチーム状況を予言してしまったようになっています。
僕は今、広島東洋カープを応援していますが、やはりタイガースのことは気になります。
今シーズンが「第2次暗黒時代」への入り口になるのではないだろうか?という心配が現実にならないことを祈りたいと思います。