一川保夫防衛大臣(その2)
連日の報道を見ていて、この人の名前が出ない日はないぐらい「有名」になってしまった一川保夫防衛大臣。
僕もまさかこの人のことについて、もう一度書くことになるとは思いませんでした。
衆議院議員を3期務めたあと、2007年の参議院議員選挙で石川選挙区で当選、その後、民主党参院政審会長などを歴任した一川防衛相。
読売新聞によると、一川氏の周囲の人たちからは「思ったことを正直に口に出してしまう性格」が原因で「舌禍」を心配されていたそうです。
また、昨年の4月には、一川防衛相の地元である石川県小松市で開かれた会合で党支持者から批判されたときに、「別に民主党を支援してもらわなくてもいい」と応じたことがあったそうです。
思ったことを正直に口に出すことは、それだけ「腹がきれい」、あるいは、「表裏がない」とプラスに捕らえることもできますが、逆にいうと、自分の感情を自分で上手くコントロールできない人というふうに捕らえることもできます。
議員という職の場合、大局観というか、周囲を十分に見渡し、熟慮に熟慮を重ねた上で発言しなければならない機会が他の職種に比べて多いはずなのに、「思ったことを正直に口に出し」てしまっては失敗を招いてしまう確率がアップしてしまいます。
「近所のオッチャン」であれば、愛すべき人なのかもしれませんが、一国の重要ポストである防衛を任せることができる人かどうかといえば、やはり僕は「?」をつけざるを得ません。
週明け以降、参議院の場で一川防衛相に対する「問責決議案」を自民党・公明党が共同で提出するとも言われています。
参議院はご案内のように、自民党・公明党・みんなの党・共産党・たちあがれ日本・新党改革中心の野党の勢力のほうが与党の勢力を上回っているわけですから、法案自体は可決される可能性が高いと言われています。
問責決議案が可決されるということは、「あんたは大臣としては不適格やで」という烙印を捺されたに等しいわけですから、この状態で大臣を続けていくことほどカッコ悪いことはないように思います。
僕が一川防衛相の立場だったら、週明け早々の明日、野田首相に「辞表」を提出しますが、どうなることやら…。