昨日は先生の日でありました

デスノートの稽古が休みになったので久々にレッスン

 

事の経緯は

大学時代の友人のお嬢さんが

なにやらミュージカルの曲を歌うのだが

ご自身はクラシックの目線でアドバイスしてしまうので

ミュージカル歴の長い安福にアドバイスしてくれないか

 

というものでした

もうお会いするのも大学卒業以来の30年ぶり??

SNSで繋がってはいたものの

あまり近況を上げるような人でもなく

卒業してからの近況報告を楽しくおしゃべりしながら

お嬢さんも合流してレッスン開始

 

私自身も本番続きでなかなかレッスン(教える側)が

実施できていなかったのですが

久々に教えることで自分の言葉の伝え方とか

相手へのコミュニケーションとか色々と

学び直した時間でした

 

教えることで 教わるというか

変化が起きてくれると嬉しいもので

 

機会があれば個人レッスン再開していこうかしら

などともおもう時間となりました

 

レッスン終わりに質問があり
「オペラとミュージカルって歌に違いはありますか?」

と聞かれ

 

えっ?! 私も30年以上前
師匠に同じような質問をして

師匠は

「厳密には歌い方が違うけれど歌で心情や

物語を伝える表現としては変わらない」

と教えてくれた記憶がよみがえりました

私の質問への答えは

「ミュージカルの中でクラシックの発声というのは

とても特異なキャラクター扱いになることが多い気がします

貴族や皇族などなど

クラシックの発声はマイクを使わない前提でオケに負けない声を出すので そりゃ不自然なわけですよ

優先されるのがオペラは声の良さや響き

ミュージカルではドラマの方だと 勝手に思い込んでます」

なんて自分の思い込みを話してしまいました

 

蜷川幸雄さんのお言葉

「いい声っていうのは 逆に嘘くさいんだよ」

栗山民也さんのお言葉

「皆さんは普通の街の人なのに全員合唱団みたいで気持ち悪い」

とかいろんな言葉がよぎったのでありました

 

いい声 うまい歌

いくつになっても まだまだゴールは見えず。。。

考えることもあり 長文となりました チュー

 

安福毅(やっきぃ)