ジキルとハイド 連日ノンストップで稽古が進んでおります

何が切なく悲しいのか と申しますとね…

登場人物たちの生き様や思いやりが 伝わってくるんですよ 稽古場で!


ある人を闇から救うためにヘンリー・ジキル博士は

「善と悪とを分離する薬」を研究する訳ですが

その理想を受け入れない人物たちに 握りつぶされてしまうのです


必死に理想に燃えて 研究して 努力して

頑張っているのに 現実社会に受け入れられないその不器用さ


それが 切なく悲しいのです


また

最愛の娘エマの婚約者を見守る ダンヴァース・カルー卿が

理解を示しながらも 社会的責任や 道徳心から受け入れられない

義理の父としてのもどかしさ・・・


それが 切なく悲しいのです




他にも書きたいことは山ほどあるのですが

公演前なのでまだまだ全部書けないのが 悔しいほどで。

『ジキルとハイド』 視点を変えていけば無限の楽しみが待ってそうです

無限に続く表と裏の仮面にゾクゾクしております