過去の愛車紹介⑤ | ヒューリスティクスの罠

ヒューリスティクスの罠

Basso Reef/r&m BD-1/Jamis Coda、そしてDucati GT1000と過ごす楽しい2輪生活。
基本的にはボクの備忘録です。

僅か1年半でW650を手放すことを決意した時に、ふと気付きました。
“Yamahaのバイクに乗ったことないなぁ”と。

そんな訳でYamahaにしてみました。

で、選んだバイクがこれ。
どうしたら真っ当な人生が送れるのか?
2002年型のYZF-R1です。
(納車された2002年8月31日の画像です。)


前回がレトロ一直線のW650だったこともあって、極端に反動が出てしまったようです。
最強のバイクに乗ってみたくなってしまったのです。

スペック的には以下の通り。
 最高出力:152.0ps/10,500r/min
 最大トルク:10.9kgf・m/8,500r/min
 車両重量(乾燥):  174kg

2009年モデルはもっと凄いことになっていますが、この2002年モデルでも並の人間ではその能力の全てを路面に叩き付けることなんか出来ません。そんなことやったら死んでしまいます。
でも、一生に1回は乗ってみたいじゃないですが、そんな凄いヤツ(笑)

ポジションがキツイのは判っていましたし、扱い切れる訳もなく、購入前からそれ程長く乗れるとは思っていませんでした。
先ずは車検が切れる2年間だけ乗ろうと決め購入しました。


購入価格はローラープロテクター等のオプション付で以下の通りでした。
 乗出価格:1,310,020円
 下取価格: 473,240円
 支払金額: 836,780円


で、乗り味はと言うと、Yamahaハンドリング最高!!
最新スーパースポーツ最高!!

路面がある程度安定しているところであれば、R1が私をサポートしてくれます。今ままで走っていた同じ道もR1であれば安全マージンが全然違います。同じマージンを取るならば3割増し以上のスピードで駆け抜けられます(実際するかどうかは別の話です。赤だったら3倍のスピードが出せたかもしれません)。

『最高のものは最新のもの』と言う格言(?)は嘘ではありません。
自分のフィーリングに合うのであればやはり最新のものが最高でしょう。


02型R1最高です。
コーナーリングが楽しい!!
私の技術では有り得ないスピードで曲がってくれました。

でも、ポジションの辛さのためか、遠出する気になりません。


仕事の都合もあるからロングツーリングに出るのは無理だろうと思い、ポジションの辛さには目を瞑ってR1を購入したのですが、流石に日帰りで300㎞すら乗る気にならないとは一寸。。。

それに余りにもスムーズなコーナリング性能のためバイクに乗ることが楽しみではなくなってきてしまったのです。
スピードも気付けば街中の青信号スタートでも余裕で100㎞/hは出てしまうハイスペックにビビリが入っていたのも事実です。


そんな毎日にバイクの楽しさが判らなくなっていました。
倦怠期のようなものだったと思います。


そんな頃、2004年の新型R1が発表されました。迷っているなら下取の高いうちに売ってしまえ、とばかりに勢いで売ってしまいました。
R1には全く問題は無かったのです。当時の私はどうかしていました。


しかし、車を運転しない私は、日常の足でもあるバイクがなくなるのは困るので、とりあえず今まで載ったことの無いジャンルのバイクを乗ったことの無いメーカーのカタログから探し出すのでした。  

 売却日:2004年3月13日
 総走行距離:7,187km
 平均燃費:17.18km/L
 最高燃費:13.29km/L
 最低燃費:21.27km/L