第38回 三軒茶屋 | 「週刊・東京流行通訊」公式ブログ

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【三軒茶屋の概要】東京の世田谷区で最も繁華な商業地区の一つであり、吉祥寺、下北沢、自由ヶ丘などと共に、住みたい街のランキングで上位に挙がる街である。多くの芸能人がここに住んでおり、おしゃれなカフェがたくさんあるので、「おしゃれな街」の代名詞となっている。一方、半世紀前からの仲見世商店街やすずらん通りは、今でも昔の面影を残しており、古いものと新しいものが入り混じった独特の雰囲気を作り出している。


【三軒茶屋の歴史】江戸時代に、大山道の本道と近道の分岐点に信楽、角屋、田中屋の三軒の茶屋があったため、この名前がついた。関東大震災の後、家を失った人々が大量に流入し、人口が激増して、商店街が急速に発展した。東京大空襲の後、焼け跡となった土地が再び復興した。1984年にNTTのケーブル火災によって、9万回線が数日にわたって通じなくなり、街にたくさんの仮設電話が設置され、話題になった。


【三茶de大道芸】世田谷アートタウン実行委員会が1997年から毎年秋に「三茶de大道芸」というイベントを行っている。世界中から100組のアーティストが来てパフォーマンスを行い、占いや模擬店、蚤の市なども行われて、多くの人を引き付けている。二日間の来場者は17万人で、三軒茶屋が華やかなアートの街に変貌する。












タイトル:「怪しい雲行き」
場所:
三茶カリーZAZA
撮影のポイント:二本の道が交差する場所の、三軒茶屋らしい建築と店舗を選び、しゃがんだ姿勢で見上げて撮影し、通行人の細部や、黒雲に覆われた空を捉えた。
使用フィルタ:Sutro+彩度-フレーム(空の暗い雰囲気を強調する。フレームを除去してワイドスクリーンの効果を出す。)






タイトル:「横丁の午後」
場所:
すずらん通り入口
撮影のポイント:すずらん通りの巨大な看板を、画面の上三分の一に収め、看板と両側の店舗で自然な額縁を形成する。看板と提灯、店、通行人などが生活の雰囲気をかもし出す。
使用フィルタ:Lofi+彩度(交互になった赤と黄のコントラストを強調する。フレームの装飾効果。)












タイトル:「ピンクの家」
場所:太子堂4丁目
撮影のポイント:路地の民家の中で、このピンク色の店が異常に目立っていた。昼なので店主は門に鍵をかけて食事に行き、窓やドアにカーテンがかかっているのが謎めいている。
使用フィルタ:Lofi+彩度(ドア、窓、看板をさらに目立たせる。フレームの装飾効果。)






タイトル:「古い壁の一角」
場所:すずらん通り附近
撮影のポイント:賑やかな駅の付近に残った、古ぼけた壁面。映画や演劇のポスター、選挙用ポスター、探偵事務所の広告などが、交錯するパイプに区切られて微妙な秩序を見せている。
使用フィルタ:Sutro+彩度+対角のぼかし(歳月や時代を経た感じを浮き彫りにする。フレームの装飾効果。)














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