梅雨の季節の楽しい傘たち | 「週刊・東京流行通訊」公式ブログ

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【レタスの折りたたみ傘】雨傘を折りたたむと、何とレタスにそっくりで実に可愛らしい。色が根元から先端へとグラデーションになっており、本物のレタスのように皺加工がされているので、見ていると食欲がわいてくる。紫外線防止加工もほどこされており、雨の日だけでなく、晴れの日にも日傘として使用できる。傘を折りたたんで閉じるためのベルトが、スーパーでレタスをしばる紫色のビニールに似ているので、ますます本物のレタスのように見える。レタスのようでもあり、白菜に似ているとも言えるこの面白い傘は、末広町の傘専門店、東京ノーブルで買うことができる。価格は4725円である。生産本数に限りがあり、店内に在庫がない場合もあり得るので、事前に予約か問い合わせをした方がいいだろう。所在地:東京都台東区上野5-9-19 2K540
N-3 TEL:03-6803-2414 営業時間:11時~19時 水曜日定休

【自立する傘】雨傘の一生では、実際の使用時間に比べて、傘立てに立てられている時間の方がはるかに長い。雨の日に傘を持って外出した時、手がふさがって不便だと感じることもある。ところが、これまで面倒くさがられてきた雨傘もついに成長を遂げ、傘立てがなくても自立して、玄関などで雨が降る日を待つことができるようになったのだ。この傘は軽い、丈夫、安全の三位一体を実現しており、粘土成型、アルミ合金の削りだし、三本脚の重心位置や長さなど、実験と検証を重ねて作り出された職人技の雨傘だ。脚部にはABS樹脂を使用し、持ち歩く時も邪魔にならず、立てた時は安定している。楽天市場で買った場合、送料込みで4200円である。


【円形のようで円形ではない傘】傘は円形であるはずだという先入観を、多くの人が無意識のうちに持っているだろう。「雫-SHIZUKU」はその名の通り、水滴の形をした晴雨兼用傘である。見る人におしゃれでエレガントな印象を与え、和服にもよく似合う。傘をしずくの形にしたのはデザインの珍しさを狙ったのではなく、雨傘の機能をよりよく発揮させるためである。後部を長くしたために、背中やおしりが雨にぬれにくくなっているのだ。短い側には、必要に応じて野球帽のようなバイザーをおろすことができる。憂鬱な梅雨がやってくる前に面白い傘を一本買ったら、気分がいくらかよくなるのではないだろうか。














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