第13回 原宿 | 「週刊・東京流行通訊」公式ブログ

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【原宿の歴史】60年代には、アメリカ占領期の文化の影響を受けた若者たちが高級な外車に乗って現れた。70年代初めには、ファッション雑誌「anan」が「東京の街で外国を発見する原宿物語」を特集した。80年代に入ると、「少年少女文化」が次第に花開き、原宿の流行は成熟期に入る。ここを行く人の流れと街のすべてが、活力に満ちた「ファッションの生態圏」を構成し、若者の個性を歌い上げている。
 

【竹下通り】JR原宿駅を出て、ゆっくりと明治通りに向かう全長約350メートルの狭い道。両側には若者向けの華やかな流行のファッションやグッズの店がひしめき合っている。常に流行の最先端を行く店もあり、伝統の看板を約30年守り続けてきた老舗もある。個性的なファッションの街として広く知られ、地方からの修学旅行生だけでなく、外国人観光客も絶え間なく訪れている。
 

【裏原宿】神宮前から千駄ヶ谷にかけての服飾洋品店が集中する一帯で、特に「原宿通り」と「渋谷川遊歩道」を指す。「竹下通り」に比べると発展が遅かったが、道路が複雑であるため賃料が安く、「竹下通り」に開店できない若者たちにチャンスを提供している。テレビ番組では1980年代から1990年代にかけて、「竹下通りの裏側にある道には、竹下通りの喧騒とは全く異なる静かでおしゃれなカフェやレストランがある」として、「裏原宿」と名付けた。












タイトル:「包まれた顔」
場所:裏原宿
撮影のポイント:道端に立つ、人間そっくりのマネキンが、頭と顔を厚いガーゼで覆われている。被写体にできる限り近づくと、彼らの呼吸が感じられるようだ。それでこそ見る人にインパクトを与えることができるのである。
使用フィルタ:He-fe(顔の布と服の質感を強調する。フレームの装飾効果。)






タイトル:「宇宙の自動販売機」
場所:デザインフェスタギャラリー
撮影のポイント:自動販売機が画面の三分の二を占めているのは、夢のような落書きを示すためだけでなく、しっかりとした重量感を表現するためでもある。周囲の壁、ゴミ箱などは引き立て役になっている。
使用フィルタ:Lo-fi(カラフルな色彩をより鮮やかにする。フレームの装飾効果。)












タイトル:「祈りを捧げる」
場所:竹下通り附近
撮影のポイント:両手でカメラを頭の上に挙げた瞬間を捉えたら、まるでお祈りをする姿のように見えた。色も形も様々なシャツにできるだけ多くの空間を与え、もちろん人物の位置にも気を配る必要がある。
使用フィルタ:Lo-fi(カラフルな色彩をより鮮やかにする。フレームの装飾効果。)






タイトル:「サラリーマン」
場所:デザインフェスタオフィス
撮影のポイント:しゃがんで撮影し、サラリーマン群像を画面の対角線上に配置する。エスカレーターを上がっていく動きを表現すると共に、人物像の大から小への変化による奥行きの視覚的効果がある。
使用フィルタ:Lo-fi(壁の質感と黒い色を強調する。フレームの装飾効果。)














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