Pictamで写真を共有しよう | 「週刊・東京流行通訊」公式ブログ

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ネットワークに詳しい人たちは、「参加」と「共有」こそネットワークの精神だと言う。ここ十数年のインターネットの普及の過程を振り返ってみると、Intel486からスマートフォンへ、24Kからワイヤレスブロードバンドへ、チャットルームから微博(ウェイボー)へと進化し、子供の遊びも砂遊びからオンラインゲームへと進歩した。ネット技術の一つ一つの小さな進歩が、これまでなかったような新しい体験を我々にもたらしているのだ。

現代は情報爆発の時代であり、ショートメッセージと画像の時代である。だが、140字ほどの微博は果たして短いだろうか?情報伝達頻度がますます高まる今日にあって、140字も読むのは、とても贅沢なこととも言える。そこで、漫画文化の盛んな日本では、新しいインターネットでの共有方式が登場した。それは、気軽に写真撮影してすぐに共有するというものだ。Pictam(ピクタム)は、Android携帯で現在最も人気が高い画像共有アプリである。


Pictamは、画像を美しく加工し、すぐにインターネットで公開できる、日本リクルートが開発した無料のAndroidアプリである。そう聞いただけでは、別に特別な感じはしない。なぜなら、我々はすでに「美図秀秀」「相格」「妙秀」などの「画像加工」と「アップロード」の機能を備えた携帯アプリを知っているからだ。携帯で写真を撮って、カットしたり、色調を整えたり、フィルタをかけたり、さらには記号を付けたり文字を書き込んだりして、完成したら微博やFacebookにアップするのは、多くの人が普通に楽しんでいることである。では、このPictamは、微博やツイッターとどこが違うのだろうか?


どんなに短い微博であっても、やはり文字を読むためのものだが、我々の生活に関する情報は読む必要のないものが多い。特に友達同士のグループでは、文章で説明すると、たとえ数十文字であっても面倒な場合がある。例えば、おいしいレストランを見つけた時、新しい服を買った時、自分の子供が可愛いことをした時、空を不明の物体が飛んでいた時……文章で説明するより、携帯で写真を撮って直接見せる方がわかりやすい。だが、微博もツイッターも、トップページにはサムネイルしか表示されないので不便である。そうした場合、画像は実際には文字の付属品でしかないのだ。だがPictamが最も便利な点は、すべて画像が中心というところにあって、文字がある場合も、「絵を見ながら話す」という感じになる。Pictamでは画像のテーマを自分で決めることができる。例えば、「私の猫ちゃんの毎日」というテーマにして、自分の猫について友達と共有する。友達はメッセージも残せるし、写真を評価したり、タグを付けたりすることができる。とても便利なアプリなのである。













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Pictam http://pict.am/ (日、中)