名古屋で絶対食べたいものは | 「週刊・東京流行通訊」公式ブログ

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冬が来て一気に寒くなりましたね。みなさんの食欲も旺盛になっているのではありませんか?今日は、私が好きな名古屋のおいしいものについてお話ししたいと思います。名古屋のグルメと言えば、みなさんは何をまず思いつきますか?簡単に言うと、名古屋の料理は味が濃い目で、分量も多いという印象があります。ふだんは揚げ物をあまり食べない私ですが、名古屋の手羽先のから揚げと味噌カツは、名古屋に行くたびに必ず食べます。一番おいしい手羽先を食べたければ、「世界の山ちゃん」がお薦めです。この店の手羽先は、外側がぱりっとして肉が柔らかいだけでなく、タレがとてもおいしいのです。この店の特徴は、鶏皮の表面に塩コショウがたっぷりかかっていることで、一口かむと辛みと香ばしさがあって、不思議なのですが、この食感が台湾の屋台で売っている手羽先の味とすごく似ているので、台湾人はこの味が大好きなのです。

もう一つの名古屋名物である味噌カツも、是非お薦めしたいと思います。厚い衣をつけて揚げられたカツに味の濃厚な味噌ダレをかけた味噌カツは、テーブルに運ばれてその香りをかぐと、食欲が増進されます。特に、濃い味噌の香りに満ちた厚いトンカツとご飯を一緒に食べれば、おいしさを満喫することができます。名古屋で味噌カツを食べる場合、現地の人はみな「矢場とん」に行きます。これら二つの料理の他、安くて量が多い380円モーニング、名古屋コーチン、海老天が入った三角形の天むす、味噌煮込みうどん、味噌おでん、海老フライ、小倉トースト、台湾ラーメンなど、いろいろなものがあります。グルメ好きの多くの人々が名古屋の味に夢中になるのもうなずけます。


では最後に、私が一回食べただけで忘れられなくなってしまった名古屋名物、「ひつまぶし」をご紹介しましょう。私は元々うなぎが好きなので、うなぎに関係のある料理は絶対食べることにしています。「ひつまぶし」を一人分注文すると、三つの味を楽しむことができます。その三つの異なるおいしさは、抵抗できないぐらいすばらしいのです。まず、単純にうなぎご飯を食べます。舌の味蕾を駆使して、炭火で焼かれた甘いうなぎの味を楽しむのです。さて二番目の食べ方では、ご飯にわさび、きざみ海苔、きざみネギなどを加えて調味します。三番目の食べ方は、お茶漬けと同じで、うなぎご飯にわさび、きざみ海苔、きざみネギを入れた後、アツアツの汁をかけて、混ぜながら食べます。どの味も、一回食べたら忘れられません。ああ、お話ししているうちにおなかがすいてきてしまいました。次回日本に行ったら、何とか時間を見つけて名古屋に行って、大いに食べようと思います!(哈日杏子執筆、撮影)














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