二つの手作りキャンディショップ | 「週刊・東京流行通訊」公式ブログ

「週刊・東京流行通訊」公式ブログ

東京に暮らす中国人が見た、リアルタイムのこの国のすべて・・・






さて今日は、ご一緒に手作りキャンディを見に行こう! えっ?どうして「食べに行こう」ではなくて「見に行こう」と言うのかって? 実は、今日ご紹介する店のキャンディは、とてもカラフルで、楽しい形のものばかりなので、見るだけでもとても楽しいのである。しかも、それらがすべて手作りの商品となっている。

キャンディショップ「パパブブレ(papabubble)」の本店は「欧州の花」と呼ばれるスペインのバルセロナにある。金色の海岸の海風が石だたみをなでる古い街道にキャンディのかすかな甘い香りが漂い、この街に情緒を与えているのだろうか。この「パパブブレ」は、バルセロナ、アムステルダム、ニューヨークだけでなく東京の渋谷と中野にも店を出しているのだ。ショーウインドウをのぞくと、色鮮やかな「歯ブラシ」が並んでいたり、可愛い「小鹿」たちが立っていたりする。ちょっと見ただけでは、雑貨屋か工芸品の店かと勘違いしてしまいそうだ。日差しの明るい午後に、普段は甘いものを食べない私も引き寄せられて店に入ってしまった。カラフルな金太郎飴のようなキャンディが袋詰めされたていたり、試験管のような容器に入っていたり。また、棒についたロリポップもおいしそうだ。ここでは、作っているところを見学することもできる。


また原宿を歩いていて、ピンクの文字「キャンディーアーティザンズ」と書かれたキャンディショップを発見した。こちらも金太郎飴タイプやロリポップタイプのカラフルなキャンディでいっぱいだ。クリスマスには、小さなキャンディにクリスマスツリーが描かれたものも販売される。手のひらほどの大きさのキャンディもある。「キャンディーアーティザンズ」のキャンディ作りの技術は14世紀のポルトガルに起源があるそうだ。「キャンディーアーティザンズ」では、「リングキャンディ」が発売された。赤、黄、青、緑の四色が組み合わせられたこのキャンディを恋人に贈ったら、とてもロマンチックではないだろうか。この店では、キャンディに名前を入れてもらうこともできる。9月2日からは、2ヶ月限定のショップが六本木にオープンしている。中国の十月の大型連休には、是非これらのショップをのぞいてみていただきたい。














パパブブレ http://www.papabubble.com/ (英)
 
キャンディーアーティザンズ http://www.candy-artisans.com/ (日、英)