東京おもちゃショー閉幕 | 「週刊・東京流行通訊」公式ブログ

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子どもたちにとって、おもちゃは成長過程のよきパートナーであるが、大人にとってもおもちゃは記憶の深いところにある童心を呼び覚ますものと言えるだろう。日本最大規模のおもちゃの見本市、東京おもちゃショー2011が、6月16日から19日まで東京ビッグサイトで開催された。


前回の東京おもちゃショーには「ハイテク玩具」、「インテリア玩具」などの大人向け玩具や、懐かしい「レトロ風玩具」が登場したが、今回の東京おもちゃショー2011のキーワードは、時代の要請に合った「エコ」、各分野で開発が進む「3D」、目下話題の「東京スカイツリー」、復興のシンボルと宇宙の夢をはぐくむ小惑星探査機との「二つのはやぶさ」などである。この他、「従来のおもちゃの枠を超えた斬新なおもちゃ」が今回のおもちゃショーでは大きな注目を浴びた。


また、6月14日には第4回「日本おもちゃ大賞2011」が開催され、各界の20名の審査員が厳正な審査を行って、308の作品の中から7つの部門(エデュケーショナル・トイ部門、ボーイズ・トイ部門、ガールズ・トイ部門、キャラクター・トイ部門、イノベイティブ・トイ部門、ハイターゲット・トイ部門、共遊玩具部門)の大賞、および各部門4つの優秀おもちゃ賞作品、計35の作品が選出された。


7部門の大賞受賞作品は、共遊玩具部門はタカラトミーの「トミカプリスクール ゆびコン シリーズ」、エデュケーショナル・トイ部門はアガツマの「アンパンマン タッチであいうえお教室キッズタブレット」、ボーイズ・トイ部門はバンダイの「変身ベルト DXオーズドライバー・オーメダルシリーズ」、ガールズ・トイ部門はタカラトミーの「リカちゃん サーティワン アイスクリーム  ショップ」、キャラクター・トイ部門はメガハウスの「ONE PIECE LOGBOX」、イノベイティブ・トイ部門はタカラトミーアーツの「にんげんがっき」、ハイターゲット・トイ部門は河田の「nanoblock(R)東京スカイツリー(R)+LEDプレート」である。


この他、「オセロ・革命」「大人の超合金 小惑星探査機はやぶさ」「電池不要で光る!鳴る!エコロ」「メモリーたまご」などのハイテク知能玩具が優秀賞を獲得した。日本おもちゃ大賞の審査委員長、北原照久さんは、「審査を通して日本のおもちゃの優秀性を再認識した。おもちゃは無限の楽しさを与えてくれる。今後もたくさんの面白いおもちゃが開発されることを期待している。」と語った。

(C)The Japan Toy Association.

東京おもちゃショー2011  http://www.toys.or.jp/toyshow/  (日、英)