咲かす花プロジェクト | 「週刊・東京流行通訊」公式ブログ

「週刊・東京流行通訊」公式ブログ

東京に暮らす中国人が見た、リアルタイムのこの国のすべて・・・

本メルマガでもご協力した、3月11日の東日本大震災からの一日も早い復興を願って8人のカメラマンが発起人となり、50名(+1名)のカメラマンによって開催された「50 EYES:Japan 2011 Save Japan Photo Cards Project」という国を越えた支援活動で、6月17日までに計5607枚のポストカードが販売された(国内売上枚数。金額は1,121,400円)。すでにその一部が日本赤十字を通じて被災地に送られた。世界各地のみなさん、本当にありがとうございました!


6月11日からは、東京京橋のT.I.P 72Galleryで、「咲かす花プロジェクト」という関連の支援イベントが行われている。このイベントの内容は、ギャラリー内に並んだ木の絵や写真に、花の写真や色鮮やかな写真を一枚一枚貼り付けて、木に花が咲いた形の巨大な作品を作り上げるというものである。具体的な参加方法としては、自分が撮影した花の写真(花の写真がない場合は、色鮮やかな作品でもよい)をデータメディア(USBメモリ、SDカードなど)に保存して会場に持っていくが、T.I.Pでカメラマンの作品を選んで、会場内に設置されたパソコンとプリンターを使ってプリントアウトして木の枝に貼り付けてもよい。一枚あたりの参加費用は500円で、写真がどんどん増えていって、最後には木が花でいっぱいになる様子を、T.I.Pのブログで紹介する。今回の支援活動で得た利益は、参加者の気持ちとして、最後にすべて日本赤十字を通じて被災地に送られる。


「咲かす花プロジェクト」は、多くのアーティストたちが力を合わせて協力している。ペインティングアーティストの神田サオリ 、イラストレーターのタケイ・E・サカエ 、ミュージシャンのChage 、カメラマンのテラウチマサト の四人は、このプロジェクトのために様々なスタイルの巨大な木の絵(または写真)を作成した。すでに会期は半分を越え、大樹はみんなが写真を貼り付けることによってますます色鮮やかになっている。参加者はみな、写真を貼るのは面白く、被災地のために何かができることで気持ちが安らぐと言っている。


72Galleryの所在地は、東京都中央区京橋3-6-6 エクスアートビル1F、営業時間は、水~金は12時から20時まで、土、日は12時から19時までである(月、火は休み)。このイベントは6月30日までの一ヶ月間続けられる予定である。また、「咲かす花プロジェクト」を開催できるギャラリーや場所を募集中で、参加会場はT.I.Pのブログで紹介される。会期は自由に設定でき、長期的に場所を提供できる場合は、プリンター、紙、インクなどが支給される。

写真提供:CMS社

50 EYES:Japan 2011 Save Japan Photo Cards Project http://www.savejapan.photocardsproject.com/
 咲かす花プロジェクトのブログ http://blog.savejapan.photocardsproject.com/