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東京に暮らす中国人が見た、リアルタイムのこの国のすべて・・・

●移動現金預け払い装置
セブン銀行は今月20日、東日本大震災の被災地で移動ATMサービスを行うと発表した。このサービスは宮城県の塩釜市、石巻市、南三陸市、気仙沼市に対して行われ、21日から順次展開される。セブン-イレブン・ジャパンでは、高齢化や過疎化が進んだ地区で買物が困難になっている問題を緩和するために移動販売車を出動させているが、今回はATMサービス車を使って、被災者の生活を便利にするサービスを推し進める。移動ATM車は最大で同時に3台使用でき、毎日異なる地点でサービスを行う。移動ATM車では、セブン銀行と提携している567社の金融機関を利用でき、キャッシュカードとクレジットカードが使用できる。
 
●新エネルギー自動車の時代
電気自動車の開発を行っているSIM-Drive(シムドライブ)車は18日、東京ビッグサイトで開催された展示会「N+(エヌプラス)」で、走行距離が300キロメートルを超える電気自動車(EV)の先行開発車「SIM-LEI」を発表し、その姿を初めて人々の前に登場させた。タイヤにモーターを搭載し、電池と速度制御装置を収納した車体フレームを開発したことによって、EVの実用化と量産化を実現している。今回展示された「SIM-LEI」の鋼鉄製モノコックボディは車体の軽量化を実現し、高パワーの密度電池によって回生エネルギーを高効率で回収し、さらに超低転がり抵抗タイヤを採用したことによって、走行距離333キロを実現した。電池容量は23.9キロワット時、100キロに達する加速性能はわずか4.8秒で、高級スポーツカーと同じである。どうやら我々は、気が付かないうちに新エネルギー自動車の時代に入っていたようだ。
 
●初めてWEBで発表会
メルセデス・ベンツ日本は、7年ぶりに2シーターオープンカー「メルセデス・ベンツ新型SLK」を発表し、5月18日に、日本の自動車業界で初めてのWEBによる発表会を行った。WEB発表会では、メルセデス・ベンツ日本の社長、ニコラス・スピークス氏と代表取締役副社長の上野金太郎氏が、車の特徴や機能を様々な角度から紹介し、その特性をわかりやすく伝えた。発表会の様子と新型SLKのプロダクトムービーは、同社の特設サイト、または同日開設されたFacebookページで見ることができる。新型SLKのデザイン、装備、走行機能、環境指数などは、ベンツの路上のスターとしての価値を高めることだろう。エンジンにはベンツの最先端の技術を採用し、馬力が強く、燃費が優れている。予約はすでに受け付けており、7月には納車できる予定である。


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