おすすめ漫画紹介所 | 「週刊・東京流行通訊」公式ブログ

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東京に暮らす中国人が見た、リアルタイムのこの国のすべて・・・

日本の漫画の年間出版量は22億冊にものぼり、名実共に「漫画天国」と言えるだろう。だが、それほど詳しくない漫画ファンは、漫画の大海の中から自分の趣味に合った作品をどうやって見つけたらいいのだろうか?「ONE PIECE」、「NARUTO-ナルト」、「名探偵コナン」以外では、どの作品が面白いのだろうか?


近頃日本人の間で、「おすすめ漫画紹介所」というサイトの人気が高まっている。このサイトは漫画の新作の特徴を簡単な文章と3枚ほどの画像で紹介して、非常に好評を得ている。ジャンル分けした説明は非常に実用的だ。このサイトでどんな面白い作品が紹介されているか、ちょっと見てみよう。


まず、あらゐけいいちの「日常」である。「日常」は2006年に連載を開始した軽い不条理ギャグ漫画で、ある学校の1年Q組の女子生徒たちの物語だ。彼女たちの周囲には、手をあちこちにぶつけてばかりのロボット少女や、大阪弁をしゃべる猫、8歳の天才発明家などの「危険」人物がいるが、「天然ボケ」の女子生徒たちは、いつの間にか事件を大爆笑の方向に持っていってしまう。「日常」とは、実は皮肉なのである。この漫画は今年3月に、単行本第6巻が発売され、オリジナルアニメDVDが付録としてついてくる。


現在連載中の「僕は友達が少ない」は、平坂読の同名のライトノベルが原作である。主人公の少年、小鷹は日英国際児だが、外見が、ヤンキーのような金髪のために学校で友達ができない(妹は標準的な国際児の美少女である)。小鷹と同じクラスの美少女、夜空は、不機嫌そうな態度のためにクラスから浮いている。そこで、小鷹と夜空は「隣人部」という部活を作り、自分たちや友達が作れない人たちを救うことにする。ところが積極的に入部してくるのは、美しいが美貌のために人間関係を築けない、性格も変わった美少女ばかりである。隣人部の活動は、こうした美しくもひょうきんな美少女たちの間で展開する。原作の小説には中国語版もあり、すでに第5巻まで出版されている。「おすすめ漫画紹介所」には、他にもたくさんの面白い漫画が載っているので、是非ごらんになっていただきたい。

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