おじさんおばさんにとってエモくてたまらない『帰ってきた あぶない刑事』が公開されています。

 



テレビシリーズが始まったのが1986(昭和61)年10月ですから、私は小学6年生。

 

 

第1期の締めくくりとなる映画『もっともあぶない刑事』が公開されたのは1989(平成元)年4月で、私は中学3年生。
 

 

昭和の終わり、中学時代の私はこのあぶ刑事とBOØWYにどっぷりハマっていました。
 

 

しかも“観る”だけでは飽き足らなく、それ風の自主映画も撮っていたんです……
 

 

私の映画の作風を溝口健二監督や伝統文化の文脈で語られることが多いのですが、実はもっと時代に乗っかっていて、かなりミーハーだったんですね。

 

今思うと、あぶ刑事で学んだことって、一人ひとりのキャラクター造形なんです。
 

 

主演の二人を始め、港署の警察官たちのキャラクターを実に丁寧につくっているんですね。
 

 

それが世界観をつくり出していて、観客はまるでご近所さんか親戚のように、そのひとりであるような錯覚を覚えます。
 

 

これはストーリー構成の基本です。


興味がある人は、今回の新作と映画版の第1作をご覧になるといいと思います。
 

 

40年近くにわたってキャラクターを維持するってすごいです!

 

 

 

新作予告編はこちら↓ちなみに卒業生も関わっています

 

 

 

↓映画版第1作