「ドラえもんは春休みの年中行事」山﨑講師の授業レポ

 

 

春休みの年中行事と言えば『映画 ドラえもん のび太の○○』ですよね。
 

 

今年は『のび太の地球交響楽（シンフォニー）』だそうです。
43作目、完全に年中行事ですよね。


ところで、みなさんは第1作をご存知でしょうか？
 

 

1980(昭和55)年に公開された『のび太の恐竜』です。
後に感動大作としてリメイクされましたが、公開当時のキャッチコピーは「長編ギャグアニメ」。

 


私は幼稚園年長になる直前の春休みに観に行きました。
記憶に残る最初に映画館で観た作品です。




特筆すべきは『モスラ対ゴジラ』が同時上映されているんですね。
1964(昭和39)年に公開されたリバイバルのリバイバルです。

 

 

長編ギャグアニメでは大人の集客は見込めないから「懐かしの」怪獣映画として同時上映されたんでしょうね。


実は私はこの時、ドラえもんはそっちのけで、『モスラ対ゴジラ』に胸ときめかせてしまいました。
 

 

それがきっかけの一つになって、特撮映画や怪獣映画にハマリ、映画監督の道へとつながっていったので、人生は何がきっかけになるか分かりませんね。

 

 

どちらも名作なので、是非ご覧になってください！
ここで上映された『モスラ対ゴジラ』は再々編集版で、現在、同作のBlu-rayに特典として収録されていますよ。