【山﨑講師の授業レポート】「演技に向き合う」

今週の授業も外部から出演者を招いての「演技指導実習」です。
学生による実践は、今日が最終回でした

映画やドラマ作りでは始めに「芝居ありき」という考えが、ほんのわずかではありますが理解されたと思います

最初の頃はどうしても、わかりやすく結果が出やすい「画づくり」に気持ちがいってしまい、芝居は二の次になってしまいがちです

その発想の順番を変えることが今回の目的でした。
そのために、演出を担当する学生（監督）にはカット割りや画コンテを考えさせませんでした

1シーン1カットの発想でいいと。
むしろカットを割ってはいけない、どこからどう撮ってもいいように芝居を考えろ、と

ここまで制約されると、俳優部に向き合い、感情の流れや台詞の調子なんかに注力せざるを得なくなりますよね

さて、ここで遅ればせながら協力してくれた俳優部を紹介します。
穴田海結（うみ）さん、田中塁（るい）さんです

私が講師を務めるある養成所のレッスン生でした。
現在はフリーの立場で頑張っています

ここ1ヶ月、毎週木曜日の朝一からずっと頑張ってくれました。
彼ら自身もかなりの成長があったようです。

うちの学生との出会いが将来なにかの形で結実したら、講師冥利に尽きます
その時はみんなにおごってもらおうと思います（笑）

来週は、ここまでのふりかえりをやります
その上で演技指導のマニュアルを作るつもりです。
盛りだくさんですが、引き続き頑張っていきましょう！

差し入れもありがとうございました！

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